中国経済をだめにする?脅威のスパルタ式教育


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エール大学のエイミー・チュア教授が、スパルタ的とも言える自らの

「中国式育児」について書いた『戦う母トラへの賛歌』

が発売されるや、その是非をめぐりアメリカでは議論が沸騰。
中国にも議論は飛び火しているが、本場の「中国人の母」たちの反応は意外なものだ。



 北京に住む公務員の女性(39)には8歳の双子の息子がいる。
「私はチュアみたいにはならない」、「圧力はかけたくない。2人には自分で選んだ趣味を持ってほしいし、自分で能力を伸ばしていってほしい。子供の代わりに私が判断を下そうとは思わない」


昨年12月にOECD(経済協力開発機構)が発表した国際学習到達度調査(PISA)では、対象となった65カ国・地域のうち、上海が読解力、数学、科学の全3分野で1位となった。
それに続いて韓国、香港、シンガポールも上位になり、ニューヨーク・タイムズ紙は儒教の大勝利だと書いた。

「中国などのアジア諸国で教育がうまくいっているのは教育が最重要課題とされているからだ。ここから学ぶべき点は多い」


■ 使い物にならない優等生


だが「中国式」で成績のいい子が育つとしても、そうした優等生たちが本当に想像力に富んだ人材となり、活発な経済やより良い社会をもたらすことができるのか? 

中国の現状に限って言えば、答えはノーだ。


 中国では今、学歴に見合った職を見つけられない大卒者の大量発生が大きな問題となっている。

中国の高等教育は高給取りになる夢だけは一人前、でもまるで使い物にならない卒業生を量産している。
中国に進出した多国籍企業の関係者に言わせれば、オフィスで働くということがまるで分かっていない新卒者も多い。

 中国では10~20年前と比べて高等教育(特に教員)の質が落ちたと言われている。


「昔のようにいい先生がいないのが残念」

と、高校生の娘を持つ40代の女性は言う。彼女はさらに嘆く。

「勉強への重圧がひどい。休日もなし。日曜に半日休めればいいところよ。宿題が多過ぎて子供たちが燃え尽きてしまいそう」。この悩みは中国人の母たちに共通するものだ。


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美人スパイの華麗なる転身


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昨年6月にFBI(米連邦捜査局)に逮捕され、7月にアメリカを追放されてから半年余り。
赤毛のロシア人スパイ、アンナ・チャップマンはいまロシアで最もホットな存在だ。


 男性誌でピストル片手にセミヌードを披露したかと思えば、ピチピチの軍服姿でドミトリー・メドベージェフ大統領から勲章を受け取り、テレビにも多数出演。

演技に挑戦してみたり、『世界のミステリー』という番組では司会を務めている。

 1月末には「アンナ・チャップマン」という名前が商標登録された。「アンナ・チャップマン・ウオツカ」や「アンナ・チャップマン・ウオッチ」といった商品が店頭に並び始めるのも時間の問題だろう。


■ なぜスパイが人気者に?


チャップマンは決してあか抜けた美人ではない。

髪形はボリュームがあり過ぎるし、服からブラジャーのひもがはみ出ていたり、ペラペラのイブニングドレスを着たりする。


テレビでのインパクトもいまひとつだ


 それでもロシア人が彼女に夢中なのは、チャップマンが「女スパイ」のイメージを巧妙に体現しているからだ。

「彼女は危険でセクシーな美女という人々の妄想を体現している。いわば女性版ジェームズ・ボンドの実物だ」と、チャップマンのグラビアを掲載したマキシム誌(ロシア版)のイリヤ・ベズーグリー編集長は言う。


「それに多くのロシア人は、彼女がアメリカ人にひと泡吹かせてやったことを気に入っている。めったにない痛快劇だ」


そんな「チャップマン・ブーム」を、元スパイだらけのロシア政府が見落とすはずはない。


チャップマンは昨年12月、与党・統一ロシアの青年組織「若き親衛隊」の幹部に就任した。

ウラジーミル・プーチン首相がつくった組織で、メンバーはジャーナリストや野党議員への嫌がらせに加担したとされる。


■ スパイから政治家へのシンデレラストーリー


政治家に転身する話もある。

チャップマンはモスクワ郊外にロシア版シリコンバレーを建設する計画にも関わっている。

メドベージェフ大統領が肝煎りで進めているプロジェクトだ。

 つまりチャップマンは、現体制のマスコットになった。

「チャップマン・ブランドの人気が高まれば、ロシアのイメージも高まる」と、統一ロシアのセルゲイ・マルコフ下院議員は言う。

 彼女の次なる任務は、iPhoneのアプリ「ポーカー・ウィズ・アンナ・チャップマン」の発売(1ドル99セント)だ。


高得点者にはフェースブックでチャップマンを友達に追加できる「賞」も検討されているという。


 プーチンとチャップマンという世界一有名なロシア人2人が共に元スパイであることは、現在のロシアで主導権を握っているのは誰なのかを雄弁に物語っている。

もちろんKGBが「死後」20年で驚くべきイメージアップに成功したことも

 より簡単に言うと、「アンナ・チャップマンの魅力とは、失敗を成功に変えたという物語だ」と、ベズーグリーは言う。


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イタリアを襲う経済危機


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イタリアのシルビオ・ベルルスコーニ首相はいったい今、どこにいるのだろう。


7月11日、イタリア国債の保証コストが過去最高に上昇。


ドイツ連邦債とイタリア国債の利回り格差が急拡大し、イタリアがヨーロッパにおける次の財政危機国家になる恐れが広がる中、この国の首相はいつになく静かに沈黙を決め込み、イタリア国民を戸惑わせている。


ドイツのアンゲラ・メルケル首相も戸惑ったに違いない。。


事実、メルケルは11日の午後にベルルスコーニに電話し、金融市場からの信頼が厚いイタリアのジュリオ・トレモンティ経済・財務相が推進している緊縮財政法案を承認するよう説得しようとしたと、独政府は語っている。



 指図とも受け取れるメルケルのこの行動は、イタリアの世論を刺激した

政治との結びつきが強いこの国のメディアはこれまで、ベルルスコーニや政治家たちのスキャンダルを取り上げることばかりに熱を上げ、イタリアの財務状況についてほとんど報じてこなかったのに、今度ばかりは大騒ぎだ。



 だがメルケルからの呼びかけにもかかわらず、ベルルスコーニは姿を現そうとしない。

「イタリアはギリシャ型の危機を回避する」と宣言して世界の投資家たちを安心させようとするつもりはないらしい。

 ベルルスコーニは、イタリアサッカーのセリエAで自らの保有するチーム、ACミランの初トレーニングを視察するはずだったが、予定をキャンセル。

政府報道官によれば、「経済状況」に対処するために12日にはローマに戻ったという



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結果を報じるだけの記事だけど、日本人もおかしな行動をきちんと見張る諸外国の気概が必要だ。



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世界のニュースをあなたに、ニューズウィーク。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/07/post-2190.php
日本を牛耳る第4の権力


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□ 孤立するキャプテン

松本龍復興相の放言問題による辞任と原発のストレステスト(安全性評価)をめぐる政権内部の足並みの乱れで、菅直人首相の早期退陣論は勢いを増すばかりだ。

それでも当の菅は、与野党議員から早期辞任を迫られてもその時期を明らかにせず、「刀折れ、矢尽きるまでやる」と孤独なゲリラ戦を宣言している。

 ただ菅を追い詰める野党も与党も、菅が辞任した後、代わりに誰が首相の座を引き継げば事態が好転するのかという問いには答えられていない。



誰が首相になっても、もはや政治には何も期待できないという諦めの空気さえ広がっている。



 90年代以降、小泉純一郎元首相を唯一の例外に日本の政権はいずれも短命に終わった。

この5年間に誕生した首相は5人。

09年の政権交代で政治が安定し長期政権が生まれるという希望もあったが、鳩山由紀夫前首相と菅によってその期待は打ち砕かれた。


 首相がころころと代わり、政治が機能不全に陥る理由はこれまでも数々挙げられている。

世襲議員の多さ、霞が関の官僚による政治のコントロール、政争に明け暮れる永田町の論理ー。


ただそれ以外にも日本政治が停滞する大きな原因がある。。。


メディアだ。

 権力を監視し、政策や国家中枢の動向を国民に分かりやすく伝えることが、「第4の権力」であるメディアに求められる役割。

しかし、この国のメディアはその本来の使命を果たすどころか、政治の混乱を助長している。

政治家同士の泥仕合に加担し、パフォーマンスをあおり、些細な問題をあげつらってヒステリックなバッシング報道を展開する──。

その結果、首相の首が何度もすげ替えられてきたが、一方で政治の本質的な問題がメディアから伝えられることはほとんどない。。



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I padがほしくて、臓器を売る少年


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アップルのiPadを手に入れるために、人はどこまでやるのか。

中国では、その答えともいえる心穏やかでない事件がいくつも浮上している。


加熱する ipad熱

6月末には、ある10代の男性がiPad2を買う金を稼ぐために、自分の腎臓を売り払ったことが発覚した。

彼はネット上で接触してきた臓器売買のブローカーの仲介で、4月に右の腎臓を摘出

数日後、新品のiPad2とノートパソコンを持ち帰った少年を不審に思った母親が問い詰めたところ、白状したという。


処女を捧げる少女


その直後、今度はiPhone4を買ってくれれば処女を捧げる、と申し出た少女がいたことも忘れてはならない。

彼女は中国版ツイッター、Weiboに「私の夢はiPhone4を買うこと。でもパパが買ってくれないの。誰か私にプレゼントしてくれる人はいない? お礼に大切にしてきた私の純潔をあげるわ」と、自らの写真と共に投稿した。


 北京のアップルストアでは5月、iPad2を買いに来た客たちが奪い合いを始め、乱闘騒ぎに発展。

行列に割り込む人を止めようとする店員とも小競り合いが起き、4人が負傷する事件が起きた。



アップルの中国工場では地方の出稼ぎ労働者が、劣悪な労働環境で働くために精神を病み、飛び降り自殺が続出している。

眠れる獅子の革命的な躍進の裏では少しづつ、ひずみが出ているのかもしれない。。


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http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/07/ipad-11.php