あなたの中には
いつも 真新しく
産まれたばかりの空間が
次から次へと
秒単位よりも更に早い
瞬間単位で誕生しています。
そして
その何も無い
感覚の空間だけが
次々と
無くなってしまう
今の真っ只中に生きる事の
出来ている唯一の場所です。
一斎の
過去を背負わず
一斎の未来さえも 全く
背負ってなどいないのです。
あなたの中に
一斎を取り込まず
一斎が あなたの中に
降り積もってなどいないから
その場所は
毎瞬間 何も無い
生まれ立ての感覚で
あなたに それらの一斎を
伝え続けていたのです。
あなたが
あ~そう言う
事だったのかと
解ってしまった直後に
その あなたの
解った事さえもが
次の瞬間には過去の中へと
過ぎ去り消え去ってしまっています。
あなたが
納得したり
あなたに解った
実感を与えてくれた
その場所さえも あなたの
立ち位置では無かったのです。
だって
その直後には
足元から 解った
あなたの立つ地面が
そっくりと無くなって
しまっているからです。
あなたは
そこにすら
立ってなど居られずに
実際には 解った あなたなど
とっくに転落してしまっていると言う
事実までもを見破れては いなかったのです。
そして
解った あなたが
転落をしてしまった
底なし沼のような何も無い
空間こそが
真新しく あなたの中に
生まれている純粋無垢な何も無い空間
だったのです。
当然
その真新しい
純粋無垢な空間さえも
直ぐに古く
成ってしまっています。
直後には既に枯れ始めて
いるのです。
そんな物に
しがみつかずに枯れさせて
上げてしまったら良いのです。
死にかかって
しまっているのですから
死なせて上げたら良いのです。
死を
止める事など
誰にも出来ません。
それは摂理を止める事に
挑んでしまう事に成るのです。
あなたの負けは目に見えています。
いいえ
死を止める必要など
全く 無いのです。
だって死は
同時に真新しい生の
誕生だからです。
死んだ直後に
死んだ瞬間後に そこには
既に真新しい何も無い空間が
誕生しています。それこそが
本物の あなたの姿です。
次々と
あなたの中に
産まれて来る真新しい生の中へと
降りて行って上げるのです。
それは
決して昇るのでは無く
降りて行って上げる感覚です。
次々と それまで
あなたが見ていた何も無い
空間を手放して上げてしまい
死なせて上げてしまう事です。
あなたが手放せば
それは勝手に過去の中へと
消え去り死んで行っています。
あなたが
手放すのは
本当は思い込みの中に
勝手に あなたが既に無くなって
死んでしまった過去の あなたを
活かそうとすることを辞めさせてしまう
事だったのです。
一斎の過去が
次々と消え去り
何もかもの全てが
無くなってしまった後の
何も無さは正に荘厳の輝きです。
その
荘厳さ
それ自体が
あなたと成って
しまいるのです。
あなたが
一斎 何処にも
しがみ着いたりして
いない時
あなたは
その荘厳さを
身に纏っているのです。
そして
次々と あなたを
手放して上げてしまい
死なせて上げてしまうのです。
それは あなたに
次から次へと死を与えて
地獄へと突き落としているかのように
見えていて
実際には
あなたに次から次へと
真新しく生まれて来ている
誕生を与え続けている事なのです。
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