君はさよならを言って僕から去っていった
残ったのは空っぽの両腕
こんな酷い傷を受ける覚えなんてないよ
君はいつだって僕の目には輝いて見えていた
僕らの前に立ちはだかるのは、時間だけ

これ以上辛いことなんてあるんだろうか
さよならを言うよりも 君を失うことよりも
これ以上辛いことなんてあるだろうか
君が去っていくのを見送るよりも 現実を直視することよりも
もしあと1日だけあったなら…

ただ横たわり、笑って自分をごまかそうとする
今の僕に必要なのは、少しの望みにかけること
時間を戻せたらどんなにいいだろう
だけど、自分にそんな力がないことは分かりきっている

これ以上辛いことなんてあるんだろうか
さよならを言うよりも 君を失うことよりも
これ以上辛いことなんてあるんだろうか
君が去って行くのを見送るよりも 現実を直視することよりも
もしあと1日だけあったなら…


もしチャンスがあるなら、僕はそれにすがりつくよ
そうしたら、一緒にお酒を飲んで一緒にダンスをして
僕は君のどんな言葉だって聞き逃さないだろう
もしそれが君の最後だったとしたら…
そう、でもそれが君の最後だったんだよね
だって今日、君はいなくなってしまったんだから

これ以上辛いことなんてあるんだろうか…

これ以上辛いことなんてあるんだろうか
君のいないこれからの人生
これ以上辛いことなんてあるんだろうか
僕はたった一人ぼっち

足に触れる砂のように
甘い香水の香りのように
君の思い出は永遠に僕の中に残るだろう
行かないでほしかった 行かないでほしかった
僕から離れていかないでほしかった
そうすればまた君に触れられるのに
僕の命は君のその手にあるのに

これ以上辛いことなんてあるはずがないよ
これ以上辛いことなんて…