原作は過去に読んで大ハマりした作品。

アニメや著者の先生による萎え爆撃のお陰で、個人的には滞在期間の短いジャンルでした。

その為、舞台化が発表された時点では冷静でしたが、キャストが発表されて観劇決定。チケットをご用意していただいた。

 

 

結論を先に言うと、楽しいけどモヤッとする。

 

 

個人的には2.5に限らず、イケメン目的で舞台観劇をする方なので、お気に入りが何人もいるこの舞台は目がとても忙しかった。(極端な話、イケメンなら下手でもいい)

だがそのぶん、お気に入りがお休みの時がきつい。

 

取り敢えずは全体的に演技を頑張ってほしい。

上手い人もいたけど微妙な人の方がセリフが多いので気になりすぎる。

また、サッカーのシュートの途中でモノローグを入れる時に、シュートフォームのまま静止できないのなら、演出家が別の方法を考えても良いのではと思った。ぐらぐらするのめっちゃ気になってセリフが耳に入らないよ……。

できないのならできるようにするのも必要なことだと思うけど、期限があるのだし最終的に無理であれば舞台としての完成度を優先して欲しかった。

 

シナリオは想像よりは纏まっていたと思う。

おでんと主人公の兄やんいらないのでは?とか、原作の主人公は子供っぽいところ(中学生には見えない容姿・素直な性格など)が「可愛い」ところだと個人的には思っているのだけど、舞台の彼にはそういったものを一切感じないので、兄やんが萌えてるだけな印象でちょっとベーコンレタスちっくだなと感じてきつかった。

あとは「夢は必ず実現する」的なことを主張しすぎている印象で、個人的に一番苦痛なポイントだった。大勢で声揃えて何度も言わなくてもいいかな。

 

ダイヤの時にも思ったけど、観劇者はほぼ主人公側に立っている。

しかし、「夢は~」』の繰り返しで疲弊していたためか、最後相手チームの藤代くんが颯爽とゴールを決めた瞬間拍手しそうになった。

主人公学校アンチではないのですが、かのメンバーたちが語り入りすぎていて「それはいいから試合続けて」という気分になると言うか。

 

結局DVD予約せずに帰宅してしまったわけですが、通販可能ならば購入するか迷う程度にはお気に入りズが格好良かった(笑)。