【ネタバレ注意】舞台 里見八犬伝 感想

※東京公演を2回見た私の個人的な感想です。こんな感想もあるんだなくらいに思ってください。()の中は2回目に見た感想だったり、追加的な感じです。

推しがいて見に行きましたが、そんなことは関係なく書きます。批判的な感想しかありません。

里見八犬伝、推しが出るというので調べてみれば酷いという情報が多く、それを踏まえた上で見に行きました。
もちろん作品内容を調べはしましたが、それはあまり関係ありませんでした。

マナーの悪さが目立つ。始まって、初っ端からの咳の嵐。咳がない時がほぼない。大きなくしゃみに、紙が擦れる音、ガサゴソする音、公演中にも関わらず喋り、スタッフの方にあれだけ前かがみにはならないでくださいねと言われているのに通る度に前かがみになる隣の人。正直舞台の酷さよりもマナーの酷さに驚いて、こんなにはやく帰りたいなと思わせる舞台初めてでした。
(公演前にカシャと写真撮影音が響き、最悪です。はやく帰りたい。途中入場が多すぎる7、8回ほど、しかも通路側だったためにヒールのカツカツ音がすごく響いた。そして、スマホが鳴ってた。多分長さから電話。2回も。今日の前の席の人は喋る。二人組は喋る。喋るな。休憩の時に話せ。)

一言で舞台里見八犬伝を言うのなら、座長のために作られた舞台であり、座長こそ輝いて見えればそれでいい。そんな舞台のように思えてなりませんでした。(物凄く極端に言えば座長以外はモブです。)

信乃
主人公でありながら、全く感情移入出来ないキャラのため、演技に注目して見ていたのですが、本当に演技力ないなあと思ってみていました。作られた抜け殻を見ている感覚。お前は何がしたくて何を目的としてやってるんだ。そして、浜路が運命に逆らうみたいなこと言ってたけどどういうわけだがわかりません。一番玉に対して否定的でしたが。
とにかく、主役としての技量なんて持ち合わせていないのに何で主役をやってるんだこいつは。舞台に出てくるな。
主役がいない時がふっと心休まる時でした。ずっと一生出てこないでほしい。
(声の幅というか言い方が同じすぎて何をもって言いたいのかわからない)

荘介
信乃とは友達のような関係であるが、信乃に教えたら卒なくやってしまうため、馬鹿にされてると思ってしまうくらい、信乃が羨ましくてしょうがない。だから、一つでも勝ちたいために浜路を奪うことにした。まぁ、よくある感じだなあと、チープなドラマの設定にありがちなやつです。浜路への恋心も本当なのか嘘なのかよく分かりませんでしたが、最後は一緒に死んで差し上げますと浜路の気持ちをくんだのか、そういい抱きしめます。すると浜路からも抱きしめられ、ありがとうと言われていたので報われた(勝った)のではないだろうかと思っています。
(このキャラはだいぶ上から目線な台詞が多いです。)

道節
私が悪いのですが彼の出演作❄🎾️しか知らなくて跡部様にしか見えませんでした。本当に申し訳ない。父に色々ぶちまけるところはなんて思春期の子供みたいなツンツンさに素直に慣れなさ加減と甘えたかったし、いて欲しかった時にいなかった寂しさが入り交じる。彼は敵になったり味方になったり、忙しい。多分、心の拠り所が欲しかったんじゃないですかね(適当)
(名前を一人一人出てきて言うところ、彼のところでガクッとなる。声量的に)

小文吾
一番なんで八犬士になった理由(経緯)が分かるキャラ。大好きな弟、妹を目の前で殺されてしまったために、敵を打つのを目標してやっています。正直このキャラくらいじゃないですかね、ちゃんと描かれてるのはと言った感じです。ですが、武器が武器なので直ぐに殺られる匂いがプンプン。多分これがゲームなら武器の巨大化がありえますし、勝つことも出来たのかもしれない。小文吾が敵を倒す物語の方がが納得いくのでは…(やっぱり一番人間味あるキャラだし納得がいく…)

新兵衛
出てきた時はめちゃくちゃかっこよかった。だが、一人称オイラ、感情ってもんがわからない発言に加え、伏姫の霊に育てられたときた。なんててんこ盛りな設定。新兵衛が感情を分かっていく物語の方が納得いくのでは…(2回目)
段々と喋り方と振る舞いがイラついてきます。でもそういうキャラなのでしょうがない。しょうがない。
(最後、寂しかっただけなのかもしれないと自分で自分のことを、やっと分かってきた。気持ちを受け止められるようになったような言い方がとても良かったです。)

毛野
いきなり客の通路から出てくる人。なんか、びっくりした。こういうのないと思っていのでシーンとした中での舞い凄かったです(小並感)
女形をしているためにあの化粧だったわけですね知らなかった。とにかく信乃と考えが違うのか分かり合えない。けど、この人頭良いらしいけど結局それで足元救われてる。足元救われてるがめちゃくちゃ言われてるから伏線感がすごい。
途中で俺の兵はどこに行ったんだと退場し、戻ってきたら、死ぬ寸前と何だか、可哀想。もっと見せ場あってもよかったのになあ。

現八
主君にとらわれてる人。信乃とはやっぱり分かり合えないが、武器が捨てたいけど捨てられなかったり、信乃との接点は多いがいまいち印象に残っていない。
小文吾との師弟関係のようなところ良かったです。

大角
お医者かと思えばそうじゃなかった。人を救うことが償いで、救えなかった命は武器に線を書いてる。
責任感がある人で一番初めの犠牲者。時間列が分からないのでアレですが、体の具合の方は治ったという解釈でいいのかな。

浜路
なんか演技が既にフワフワしててドラマでてる人っぽいなという印象。演技が本当に舞台向けではないため、声張って。淡々と喋るキャラなのか生き返った時との差が何もなく、なんでこいついるんだ……って感じでした。(下手くそすぎではないですか?)

伏姫
玉の生みの親。清楚、一般的な姫の印象。八犬士を作った人で、玉梓の娘。
玉梓
とにかく幸せになりたかった人。愛と幸せに飢えている。よくあるラスボス。伏姫の母。
この親子は似てるということも伏線となっているので、一人二役な訳ですが、最初は服で判別する感じ。2回目は余裕もって演技で判別出来るくらいになりました。

敵キャラの佐母二郎と悪四郎の方が人間みあってよかったぞ……八犬士というか特に信乃…、もっと頑張れや…

舞台としてどこに落とし前つけるんだろうと思っていたら、案の定で、辛かったです。
演出も、玉の形したのが降りてくると、もう結末がわかるんで楽しみが最初のみで後は一つもない。感情移入もない。八犬士といいながら、信乃以外モブなのと言わんばかり。正直、このクオリティで再再演しようと思ったな…だからアンケートがなかったのかと納得しました。

里見八犬伝の女は無力。だが、それにより掻き乱されてる。

ドセンターで見るのが向かず、右か左かで見た方がいい舞台。真正面だと立ち位置が被ることがある。前すぎると音が大きくてうるさい。

下手くそな例えしますけど、里見八犬伝をゲームだとすると、信乃以外は死ぬので7人の死亡台詞を聞くために、信乃ルートも入れて多分8回はプレイしないとコンプ出来ないと思うんですよ。それを三時間で8人のルートを見ることが出来たのは良かったんじゃないかなとは思いましたね。

推しがいても、脚本や演出、座長がうーんなら見ない選択。内容が良くなかったらスタオベしない選択。
推しがいて頑張っていたとしても見ない選択肢をとることを学びましたね。

本当に信乃と浜路以外はいい仕事してましたよ。なんで重要な役がこの二人だったのか訳が分からない。

長くなりましたが、今後舞台里見八犬伝側が懲りずにキャスト変して公演するとしても、推しが出たとしても見ない方が良いと思います。もし見るのだとしても、里見八犬伝を知らないと最低でも二回見ないと分からないと思います。一回目は内容の流れを知るためにドブに捨てます。少なくとも私は二回見ないと里見八犬伝がどういうものか把握できなかったと思います。