昨日は夜勤。



M.Y.様(要介護1)が夜間に3回くらい起き出しがあった。


1回目は20時台。


M.Y.様:起きるよ。

股が痒くて眠れないよ。


自分:かゆい?

じゃあ、

クリーム塗るね。


M.Y.様:どんなクリーム?


自分:痒みを抑えるクリーム。


M.Y.様:いいよ、

いいよ。

これ以上塗らないで。


痒がっているのに、

拒否。


休んでもらおうとするが、

起きたまま。


こりゃ寝そうにない、

と思い、

車いすに乗ってもらいしばらくフロアで過ごしてもらった


無理やりでも寝てもらおうとすると、

逆に眠れなくなってしまったり、

寝るのを嫌がってしまう。



数分経つと、

車いすに乗ったまま、

ウトウトしていた。


目が開いたタイミングで、

居室へ。


ベッドに移ってもらい、

そのまま休んでもらった。



1時台、




M.Y.様:お父さんいない?


居室へ向かう。


自分:お父さんはね、

家にいるって。


M.Y.様:家?

どうしてこんなことになっちゃったんだろう。


自分:どうしてだろうね。


M.Y.様:ちょっと行って見てくるわ。


自分:朝の9時にならないと、

鍵が開かないからねぇ…。


M.Y.様:朝の9時ねぇ…。

参ったなぁ…。


自分:これだけはねぇ…。


M.Y.様:分かったありがとう。



それから、

しばらく休んでもらえた。



3時台でも、

トイレに行くと言い、

トイレは足が立てないから、

パットにして良いことを伝える。



オムツはどうしても風通しが悪く、

痒くなってしまう。



それで、

かじったりして、

手を汚してしまう。



排泄のリズムがつかめれば楽であるが…。




性格上、
なかなかタイミングがつかめない。

気持ち良く寝ているところに、
声をかけるのもどうかと思う。

でも、
衛生上も考えなくてはならない。



そのバランスが難しいと感じた夜勤だった。