任意売却の専門家・株式会社アリオンです。
先日、京都府宇治市のお客様より任意売却のご依頼をいただきました。
「税金も滞納してしまい、現在は競売手続きに入っている。
このままでは引越しもできなくどうしようもない。何も手段がなかったのでどうしようか考えていたところなんです」と大変お困りのご様子でした。
60歳を過ぎているので、本来なら引退して悠々自適の生活をしたい。
しかし、長年職人を遣ってきたので、日々働かなければ、生活が安定しない。
なんとか、気持ちを奮い立たせて働こうとしても、肝心の仕事がない。
貯金がどんどん目減りして、ついに住宅ローンも税金も支払いできなくなった──という状況のようです。
とにかく、憔悴しきっておられて、競売になっていることで心身への負担が大きいと判断しました。
どうすればいいか、何から手をつけていいかと考えて
・まずは、なるべく早く自宅を手放すこと。
・それにより、少しでも引越し費用を捻出して、すっきりした気持ちで新たな住まいへ移ること。
この2つを詳しくご説明してご提案したところ、ホッとしたお顔をされました、
そして無事、売却することができました。
お体に無理のないように暮らしていただきたい。
そして、どうしても仕事がなく難しい場合は、しかるべき公的支援も頼っていただきたい。
切にそう願います。
そして、そういう情報も提供していければと思います。