一昨日、茨木市内にある店舗の任意売却の取引を致しました。
依頼者のお客様は、お母様の代からこの場所で商売をされておりましたが、長引く不況から売上が激減し、商売をやめる決断をされました。ですが、ご商売の為に店舗を担保に入れ、資金の借り入れをされていたために店舗を売っても借金の全てを返済出来る事が出来ず。当社へ任意売却のご依頼を頂きました。
ですが、この店舗は商店街の中にあるきわめて小さい（約５坪）連棟の店舗でしたので、購入者の方が利用するのに制限がある難しい物件でした。
例えば、新たに建て直すのにも敷地が小さすぎて建て直しにも不向きですし、何か商売をするのにも狭い店舗ですので出来る商売に制限があるという事です。
当初は、物件の特殊性の為、債権者との交渉に苦労致しましたが、無事に取引を終える事ができました。
その上、債権者の中の１社には、遅延損害金の免除をして頂き、物件を処分した後に残る残債務については返済しなくても良い事になりました。
取引後のお客様の明るい顔を見ていると
「お客様のこれからの人生の立て直しや再出発に私達も少しはお役に立てたのかな」
と嬉しく思います。
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