第一弾が、苫米地英人さんの本になってしまいました。

 

彼については、賛否両論に分かれるところです。

信じるか信じないかはあなた次第、みたいなところがありますが、

本は、面白いので好きです。

 

人心を操るような魔術的なものをお持ちなので、

読む側も、じゅうじゅう気をつけたいところです。

 

「1日10分」でひらめき脳に生まれ変わる

苫米地英人

 

「1日10分」でひらめき脳に生まれ変わる (East Press Business)
苫米地英人
イースト・プレス
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ひらめき脳にかかせない道筋はこれだそうです

 

1)高い抽象思考

 

2)膨大な知識量

 

 

このどちらも欠かせない

 

問題解決能力ではなく、
「問題の発見」が必要

 

問題解決能力は、過去のピースを組み合わせたもの
(過去の最適化にすぎない)

 

 

黒澤明 の映画の視点
抽象度が高い(視点がちがう)

 

・・・
ひらめき脳には
知識の習得にホメオスタシスを使う
限界を想定していると、そこまで
「自我」が変わらないと変化しない
「ゴール設定」をして自我を変える

 

ひらめき脳の1日10分トレーニング

1)「ながらイメージ法」で抽象思考のモードをつくる
 ボーッとしている脳のほうが、ひらめく(リラックスが大事)

 

2)抽象化された世界で「経済」を考える

 

3)携帯電話瞑想でからくりを考える

 

4)からくりを知ることで知識を増やす

5)抽象度をひとつずつ上げていく

6)朝シャワーを浴びながら抽象思考をする

7)リラックスした状態で抽象思考をする

8)ひらめき瞑想で意識状態をコントロールする

9)ひらめくための「儀式」をつくる
 

毎日する実践トレーニング

 

1)他人の話を半分上の空で聞く
    リラックス状態をキープ

2)他人の話をウソだと思って聞く
   相手の真意(本当の相手が考えているメリットは何か?何か裏があるのか?)を、相手の立場になったつもりで考える
   →視点を相手側に置くという訓練

3)作者の裏の意図を考えながら本を読む
  なぜこういったのか?を考える

4)小説ではなく官庁の白書を読む
  「経済財政白書」(内閣府)
  「防衛白書」(防衛省)
  「エネルギー白書」(資源エネルギー庁)など

5)頭の中でものを材料からつくってみる
   携帯を解体してみる。つくる前にビジュアルをイメージしてみること

6)「サバティカル期間」を設ける
  1日のうち3時間くらいは、仕事のことをまったく考えない時間を設ける
  そこから、ふっとひらめくことがある

 

ここまで書いていて、

実践できるかちょっと分からなくなってきたところもありますが、

 

言い方を変えて平たくいうと、下のようなことが学べました。

 

・視点をあげる

・視野を広くする

・知識量をはんぱなく増やす(←大事)
・リラックスする時間が(リラックス状態)脳のひらめきを起こす
・つねに、ものごとや仕組みの裏側を考える

・相手のメリットは何か?を考える

・事実と照らし合わせる

 

いや~面白かったです。

 

一度途中までうっすら読んでいた本を、また読み直しできました。

 

苫米地博士ありがとうございました。