先日、基金訓練の講義で「職業人講話」なるものがあり、
劇作家の河道さんが講演してくださいました。
河道さんは吉本のお笑い養成所NSC出身。
同期には「レギュラー」、「かなりあ」等がいます。
なんばグランド花月、東京のルミネtheよしもとでも
活躍していた経験があり、千原ジュニア、松本人志の側近だった
三浦誠己(今は俳優として活躍)や極楽とんぼの山本さんを
恩師としています。
三浦さんとは目黒の四畳半一間の長屋で
ほぼ付き人状態で共同生活しながら、
お笑いについて学んだとのこと。
しかし、コンビ解散とともに芸人から劇作家に転身し、
現在は河道企画という会社を設立して漫才・コント作家として
活躍されています。![]()
講義の最初は河道さんと生徒全員の自己紹介から始まり、
有難くも河道プロと一対一でボケとつっこみ![]()
を楽しむことができました。![]()
やはりプロです。どんな会話からも笑いにもっていきます。
自己紹介後は、河道さんの経歴話でした。
お笑い業界の内情や裏話などエピソードを交えての話がとても面白く、
約3時間の講義だったのですが、あっという間でした。![]()
最も印象に残ったことは、
「よい脚本とはペンが止まらない脚本」の話でした。
一行目からなかなかペンが走らず、
時間をかけて書き上げたものは苦労の割には完成度が低い。
だから自分は時間がかかったものは、もったいないが、
勇気をもって、捨てることにしている。
もう一度、まっさらの状態から書きなおすことにしている。by 河道さん
これはこだわりを一端手放すという行為だと思いました。
何かを極めた人は必ずこの手放すことの重要性を語ります。
たまたま昨日読んだ勝間さんの本にも同じことが記載されていました。
勝間さんも若い頃、先輩たちから
「足りないものを補うのではなく、捨てることをしなさい」と
教わったそうです。
仏教の教えの「知足」とも近い考えです。
連続してこのキーワードに触れる機会があったということは、
正しく私へのメッセージ
だと感じてしまいました。![]()
そういえば、最近、物欲が増えてたり、「~でないといけない」とか、
「~しなければならない」とか物にしろ、思考にしろ拘りや偏り、
制約がでていたなと気付かされました。
頭ではわかっていても、私はまだまだこの「手放す」
という行為ができていません。![]()
できたと思っても、また偏りが生じてきます。
でもその都度何かしらのメッセージが届いているんですよね。
それに気付けるかどうか。
以前の私だったら気付けてなかったと思います。
今回のようにメッセージを感じ取り、自分を振り返ることができたことは、
それだけ自分の声に敏感
になってきたことだと思います。
バンコクでの合宿中、
「ビジョンを見て感じて、そこから出てきた言葉を綴る」訓練を行いました。
その時は、感じることそしてそれを書くことに意識を集中させて
引き出していました。
でも今回は、特に意識を向けていたわけでもないのに、
「捨てる」「手放す」
のキーワードが気になる言葉として自然と立て続けに入ってきました。
宗先生方がビジョンを見ることは、
「そんな難しいことではない。身近に起こっている何気ないことから
メッセージを感じ取ることです。」とおっしゃっていたことを
思い出し、ビジョンを見るってこの感覚なのかと思いました。
せっかく受け取ったメッセージです。
また自分を見つめなおして、
できることから「手放す」行動に移していこうと思うのでした。![]()