手術は、そうは手術でした。
全身麻酔をして子宮内を除去するという手術です。

昨晩から飲まず食わずで、朝7時に呼ばれて全身麻酔をします。


内診の時みたいにカーテンで隠したりではなく、そのまま手術台に足を広げて置いて寝転びます。
お尻くらいのところに、洗面器みたいなものが置いてあります。



あぁ、ここにまるちゃんが出てくるのかと思うと、辛いというか絶望に近い感情が溢れてくるようでした。


私はいつも点滴や採血が上手くいかず、特に右腕は、腕で打てたことがなく、手の甲に何度か打たれました。

看護師さんが

「あたしのあとに数、数えてくださいね。」

と数を、数えて大体6くらいで意識がサーっとなくなり、いつも7は言えずに終わります。



終わって目を覚ますときに、やっぱり痛みが少しあり、

痛いよー、まるちゃんごめんねー、まるちゃん痛いよー、ごめんねー。

と泣きながら繰り返していたようです。

このときは、少し覚えています。

あぁ、これで終わったんだな…。


と思いながら、またすぐ寝てしまいました。