怖くなって、待っていた旦那さんに言いました。

6,5ミリの意味は二人ともすぐに分かりました。

初めての妊娠だからか、そういう予感がしたのかわからないけど、死ぬほど嬉しい反面、二人ともずっと不安でした。

首の後ろの厚みが3ミリ以上あると、染色体異常などの検査をしたほうがいいとか、羊水検査したほうがいいとか、散々ネットで調べてきました。


初めて分娩する病院に行った時、

「今は34歳だけど産むときには35歳だから 渡しときますね。これは35歳のかたみなさんにここでは渡してるものだから。するかどうかは話し合ってください。」

と出生前診断の内容の書かれた紙を、渡されたときからずっと考えていて、二人で12週の4日めに胎児ドッグというのを受けに行こうと予約をしていました。

6,5ミリと聞いたとき、NTが6,5ミリなんだと思いました。


私達は出生前診断をしても、どんな結果であろうと産むということが大前提でした。
覚悟があるというよりも、どこかで大丈夫だろうと言う気持ちがあったんだと思います。

NTが6ミリあっても、羊水検査をしてみたら異常なく元気な子が産まれたという話しも聞きました。

そのときも、まだそんな希望をもって診察室の前で旦那さんと静かに待っていました。