先日、札幌のお隣小樽の海に行った時の話。(小樽ドリームビーチではありません)






北海道では、海で皆テント張るのね。
本格的なテントだったり、タープだったり、ポップアップテントだったり様々。
そしてBBQするのが定番。


私たちの隣のテントは…
ヤンキーっぽい20代後半くらいの子連れファミリー4〜5組くらいのグループでした。(腕に刺青してる男の人も数名)


彼らは海岸から5〜6mくらいの位置にテントを張っていたのだけれど…


2〜3歳くらいの子供が4〜5人くらいいて。

1人のお姉ちゃん(24〜5歳くらい?)がずっと海で4〜5人の子供をみて遊んでた。

子供好きなのかなぁ〜仕事が保育士さんとかかなぁ〜海で他人の子4〜5人見るのとか私なら絶対無理だけどな〜って思ったのでチラチラみてたのだけれど。。。



午後から、そのお姉ちゃんが沖の方に泳いで遊びにいくのをみました。




で。



私も自分の子らを見なければならないので、その後どういう状態だったかは分からないのですが…






息子らが遊んでる姿を見てると…


小さなつたない声で「おぼれちゃう、おぼれちゃう」って聞こえたの。



ふっと視線を横にずらすと…


2歳くらいの男の子が浮き輪で浮きながら「おぼれちゃう、おぼれちゃう」って訴えてる横に…
同じく2歳くらいの女の子が、浮き輪をせずに、顎まで海水に浸りながら苦しそうな顔で手足をばたつかせアップアップしてるの…ガーンビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク





え?え?え?え?
やばい?やばいよね?




…と焦ったが…


そこに、ゆーーーーっくりとした足取りで近づく若い男性。



そして、おぼれかけてる女の子を抱き上げる。




あ…お父さん、居たんだ…


なんですぐ助けないんだろ?
泳ぎの練習?
スパルタだな…




なんて思ってたら…
溺れかけてた女の子と、「おぼれちゃう、おぼれちゃう」って訴えてた男の子に、その男性が…

「パパは?ママは?どこにいるの?」
って聞いてた((((;゚Д゚)))))))



パ…パパじゃなかったーーーーー!!!
溺れかけた女の子を抱きかかえたのは、通りすがりの男性だった…!!!





そんなこんなの状況でも…

海から5〜6mくらいしか離れてないテントにいる保護者、その仲間はこのことに全く気づいていませんでした。



男性が女の子を抱きながら、隣のテントに近づき「この子の親御さんいますか?顎まで海につかって溺れかけてましたよ」と言うと、親らしき男女が奥から出てきて「え?すみません、ありがとうございます」って女の子を引き取ってた…


多分…両親は、あの溺れかけた様子を見てないからそんなに重大なことだと思ってなかったんじゃないかな…
信じられないけど…声のトーンが…普通だった…。



お母さんに抱かれて、女の子はギャン泣き。
そりゃそうだ…
あの男性が抱きかかえなかったら?
多分あと数分もたずに沈んでたよ…

私だって気づいた時には、溺れかけてた状態だったし…もしその男性がいなかったら海に走っただろうけど…間に合ったか分からんよ?



2〜3歳の子供達だけで海辺に浮き輪で浮かせて遊ばせてるって一体どういう神経?
目を離したすきに、バーっと走ってどっかいってしまったという状況とはわけが違うでしょ?

子供が居たって、仲間と楽しみたい。
海でBBQしたい。
おしゃべりしたい。
分かる、分かるよ、全部分かるよ。

でも、いっときの自分たちの楽しみで小さな命が失われることもあるんだって今回、目の当たりにしました。



後悔したって遅いんだ。
海や川などは普段よりももっともっと子供から目を離してはいけない。