お昼休みの神田散歩。
何気に、前を通りかかった時に、いつも気になっていたお店です。

この、お献立のリーズナブルなお値段もそうなんだけど…。

それより何より、「天婦羅」と書かれた暖簾の向かって右横の窓のガラス越しから、お店の人が天ぷらを一心不乱に揚げる姿が、外から見えるのです!!

ちらっと写っていますが、割と体格の良い男性の横には、恐らく先代だったご主人で、細身のおじいさんが座って、四六時中、その恰幅の良い男性の揚げ具合
でも、入ってみたよ。
そしたらね、土間になっているところに、テーブルがところ狭しと置かれていて、小上がりになっているところにも一組食事ができるように台が置かれていました。恐らくここは、昔、帳簿をつけるようなところだったのかな。
何だか昭和初期の古き良き日本の店舗のようで、まるで、今は亡きおじいちゃん・おばあちゃんのおうちに来たよう!!
でも客層は…。にも が入ったときは全て男性…。おじさんが多かった。。。
広くはないので、相席がこのお店のルールのようです。
入ってすぐ「食券」を購入。「食券」と言っても、プラスチックの名札のような色つきのものでした。
12時前なのに、既にかなーり混雑していたし、注文してから1つ1つ揚げるので、かなり待ちましたが…。
ようやく、天丼(中)が運ばれてきました~!!
このボリュームで、¥650は凄いっっ!!

何と、海老が2尾と、イカのげそと玉葱のかき揚げが載っています~!!

江戸前の天丼で、衣はしっかりしていて、(← "華を咲かせる"って言うんでしたっけ??)固めに炊かれた白ご飯に、代々引き継がれた天丼のおつゆが染み込み、美味しい♪
浅草で似たような天丼をいただいたけど、値段は恐らくこの倍近くしたのかな??
このお値段で、このクオリティーは素晴らしいです!!
先代からの江戸っ子の心意気が感じられます!!
みんな待ってでも、食べにくるはずですね!!
お吸い物は、そうめん(温かいのは"にゅうめん"でしたっけ??)と、水菜のシンプルな味付けで、天丼とのバランスも良かったです☆

にもが天丼を食べてる時、OLさん5人組も来店されて(←この方々も初めてのようでした)、皆さん、満足そうにいただいていました。
カロリーがちょっと気になるけど、また、食べに行こうっと。
------------
天麩羅・八ツ手屋 (やつでや)
東京都千代田区神田司町2-16
03-3256-6630
[地図]