今回の選挙。
与党が負けたが大敗というわけではないだろう。
自民党は善戦した。
むしろ、今後がたいへんである。
政界は激震の時代に入った。
政界というのは政界だけにとどまらない。
裾野がメチャクチャ広いのである。
利益団体。
これがしっかりできあがっている。
自民党の寄生集団に新政党は食い込まねばならない。
自由票と団体票。
今回はこれが二分したようだ。
投票率も近年になく高かった。
若者の参加が多かったのではないか。
選挙事情が変わってきた。
選挙に価値を見出すようになってきた。
組織票から大衆票へ。
これは政治そのものを変えることになる。
徐々にではあるがその移行が始まったようにおもう。
政治が大衆に向き合うようになる。
でなければ票が取れない。
これは真の意味での民主政治であろう。
公明党が残念なことになっている。
いわゆる、組織の弱体化であろう。
連合、経団連、政府関連団体。
こうした団体が民主主義を阻害している。
攻撃は組織票に向けらるべきである。
諸悪の根源になりかねない。
企業団体献金にメスは入るのか。
日本は長いトンネルの中ほどにいる。
トンネルを抜けるのは容易ではない。