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ビハール州バガルプールの地から届いたマトカシルク。
生成りの白と、鉄染めの黒の布を、デリーの工房で一枚一枚裁断し、丁寧に仕立てました。
シルクとは思えないほど、ふんわりとやわらかな風合いで、しなやかに肌をつつみこんでくれます。
このバガルプールの地で織られたマトカシルクは、これからのニマイニタイ製品の中でも、特に大切に継続して扱っていきたいと思う素材です。
ビハール州バガルプールは“シルクシティ”と呼ばれ、シルクの産地として有名な街。
ブッダガヤと同じビハール州、いつか訪れてみたいと思っていた街でした。
そのバガルプールの街に、今年初めて廣中が訪れることができ、職人たちに生地を見せてもらいました。
職人たちが、実際に手で紡ぎ、手織りするマトカシルクは、
素朴でありながら上品さの漂う、心惹かれる布でした。
インドは、手仕事や布の宝庫ですが、ビハール州は産業が乏しく、これといった伝統の手仕事も多くはありません。
そんなビハール州の中でも、昔からシルクの産地として栄えたバガルプールには、職人として暮らしている人々がいました。
グジャラートのように世界中からインド更紗を求めて人々がやってくる華やかさはありませんが、
バガルプールの織り職人たちのつくる布は、じんわりと良さが伝わってくる味わい深さがあります。
"Matka(マトカ)"という素焼きの水瓶を用いて撚られた糸は、
とてもやわらかく、着ていくほどに肌になじんでいきます。
ぜひ、オンラインショップをご覧ください。
梶谷