右にお月様と左にお日様

少し遅い２泊３日の夏休み。台風一過の洗い晒しの真っさらな晴天に恵まれまして、無事に帰路につくことができました。
帰りは夕方の便。ベールのように薄い雲海にそびえ立つ富士山。圧倒的な存在感に言葉がでません。ありがとうございますが精一杯です。この富士山の神々しさがこれからも保たれますように。

それから一時間後。息をのむ光景でした。左にこんじきに染まる日本海にこれから沈まんとするまばゆいばかりのお日様。そして右には澄み切った白群の空の中、存在があらわになった白銀のお月様。橙から紅に。最後のお日様の一滴の雫が日本海に落ちたあと、上空は空色から勿忘草色、天色、薄群青から瑠璃色へと。白銀のお月様はお日様の光を頂いて輝き始めます。静かで優雅でまっすぐで。御霊を磨かねばと。強く思いました。
本当に本当に素敵な時を頂きました。
今回全ての機会を与えて下さった皆様に感謝です。ありがとうございました。心を込めて。