以前にも語ったことがあるような気がするのですが、
アタシの映画好きは
母の影響によるところも多いんです。
一番古い映画館での記憶は、
売店のアーモンドチョコレートを食べたくて
ショーケースに張り付いていたこと。
(禁止されていたから、チョコレートは憧れだったんだよね)
ショーケースの中の商品が目の高さにあったから
アタシ身長は相当低かったはず。
就学前なのは確実、2,3歳くらい?
どうしても映画を観たかった母。
でも、どこにもアタシを預けることが出来ず、
しょうがないから、幼児を連れて映画館に行くという…
なかなかのチャレンジ精神です。
劇場が暗くなってアタシが怖がった時のために、
一番後ろの出入り口付近の席に座ったようですが
特に泣き出すこともなく、大人しくしていたそうです。
アタシ、この時スクリーンに映し出されていた映像
覚えているんですよね
大荒れの天気の中、船の上で男たちが大騒ぎしているシーン
なんの映画だったんだろう?
母も覚えてないって
母が途中気がつくと、爆睡していたらしい
こんなに騒がしい音響の中、よく寝られるなぁと思ったらしいです。
でも、どんな映画だったかは覚えてない
多分、この頃からすでに、
劇場の雰囲気が大好き。
人がたくさんいても、
暗くなるにつれ、静かになる感じが
いよいよ始まるよっと言ってるようで
ワクワクします。
母はミュージカルも好きで
例の日本で一番大きな劇団の公演も
よく観に連れて行ってくれました。
(うち、貧乏だったはずなのにな…)
数作品観ましたけど、
そのうちの一つが、例のネコのやつです。
そうです。
今回紹介する作品はこちらです。
(なんとか繋げた
)
年に一度の猫祭りで盛り上がる、ゴミ捨て場に集まる野良猫「ジェリクルキャッツ」たち。
そこに迷い込んだのは、今まさに人間に捨てられた白猫のヴィクトリア。
選ばれし1匹が、新しい人生を得ることを許されるこの日、
個性的な猫たちそれぞれのアピールに魅了されるヴィクトリア。
「特別なジェリクルキャッツ」に選ばれるのは、いったい誰なのか。
あまりに有名なミュージカルですが、
ミュージカルに関心の無い人はあらすじすら知らんでしょねぇ。
アタシもすっかり忘れていましたよ。
でも、過去に観た劇団〇〇の「キャッツ」に
ヴィクトリアなんてキャラいたかなぁ・・・・
しかし・・・この作品・・・・
酷評されておりますね・・・
アタシの感想はですね・・・・
アタシの感想もですね・・・
酷かった・・・
の、一言です。
ミュージカルの映画化作品で
アタシ史上、最もつまらなかったです。
舞台でこのクオリティだったら
最高のミュージカルだろうけど
なんで、映画にしたのか?
映画にするんだったら、
もっと違う作り方をするべきだったのではないか?
これが正直な感想です。
さらに、正直なことを言えば・・・
全てのキャラクターが・・・
気持ち悪い
キャストは、特殊なスーツを着て演技やダンスをして
その後にCDなどで猫の顔や毛などを重ねる
モーションキャプチャーという技法が使われているはずなのですが
これが、やり過ぎてしまったんじゃないかと思うんですね。
予告映像でも出ていましたが、
猫のがタップダンスみているシーンでは
視線や耳がぴくぴく動く様子がすごく緻密
なのに、これが逆に違和感を感じる。
人間の表情に重ねた、リアルすぎるCD
アタシが感じた気持ち悪さの根源ではないかと思います。
で、さらに、
顔はリアルなのに、
体はあくまで、キャットスーツを着た人間
これが、なんかいやらし感じで、
これ、エロ過ぎじゃない?
と、ところどころで冷やひやしたのは、
アタシの心の問題なのだろうか・・・
そもそも、アタシがこの作品を楽しみにしていた理由は
豪華なキャスト陣だったのですが、
名前の知れている俳優陣は、
ゲスト出演 の感が否めなかった。
主人公のヴィクトリアをはじめ
ヴィクトリアを気遣う案内役のオス猫や、
彼女といい雰囲気になるマジックキャット
その他、ストーリーを歌で案内する、ジェリクルキャット達。
出番もセリフも歌うシーンも多いのに、
この人達、
いったい誰????
そのいずれもが、
映画界的には全く無名(のはず)
舞台の世界では、知名度も実力もあるのかもしれないけど
映画ファンとしては、は?って感じ。
これも、この映画の評価が低い理由だと思う。
ヴィクトリアを演じた
フランチェスカ・ヘイワードは、
有名なプリンシパルみたいですね。
でも、他のキャストの情報ほとんどない。
確かに、ここまで歌って踊れる人達なんて
名の知れた俳優ではいないかも。
でも、彼らが有名になるきっかけになったかもしれないこの作品
出演したことがあだにならなきゃいいけど。。。。
では、名の知られたキャスト陣ですが、
ジュディ・デンチ
レベル・ウィルソン
ジェニファー・ハドソン
ジェームズ・コーデン
イアン・マッケラン
イドリス・エルバ
テイラー・スウィフト
楽しみにしていたのは、
ジェニファー・ハドソン
出演が報じられた時から、
グリザベラ役だろうと誰もが思ったはずです。
メモリー を歌うなら、彼女しかいない。
でも、めそめそ泣きながら歌う時間が長く、
サビの歌い上げる部分の一か所しか彼女の良さが感じられなくて
がっかりでした。
テイラー・スウィフト は 終盤でやっと出てきました。
セリフはほとんどなく、歌唱のみ。
猫のコスプレをした
英国俳優キラーの
テイラー・スウィフトの
ミュージック・ビデオ
を観る時間でした。
(あら?余計な情報が混じったかしら)
レベル・ウィルソン は笑い担当
でも、キャット・スーツがいけてなかった・・・
当然、ジェームズ・コーデン も
笑い担当だけど・・・
アメリカにおける業界事情が
全く分からないアタシが言うことではないんだけど、
なんで、クレジットの最初が、ジェームズ・コーデンなの?
日本の映画館の客からしたら、誰?ってレベルよ。
イアン・マッケラン のキャスティングされたことを知った時、
え、おじいさん、歌えるの?と思った
年齢的に ガス役しかないよね
アタシ、劇団〇〇の「キャッツ」では、
この、ガスのシーンが大好きで
ガスを紹介する白猫が歌う歌詞、まだ覚えてます。
この作品では、白猫とのからみはなく
ガス自身が自己紹介をする形で歌います。
イアンおじいさんの歌唱力のほどは・・・・
そして、一番楽しみにしていたのは・・・・
イドリス・エルバ です。
色気がすんごいんです。
50歳近いのに、スタイルもものすごく良い。
もう、鼻血出るほど好きです。
そんな イドリス が
キャット・スーツで猫耳つけるなんて
どう受けとめたらよいのか・・・・
役どころは、
自分が選ばれるために、候補の猫たちを拉致監禁するという
典型的な悪党(猫)です。
彼、最近、悪役が多いですね・・・
いいんでけどね、かっこよいから。
で、イドリスの猫姿が・・・・
いろいろとやべぇ感じです。
この写真のように、帽子とコートを着ているので
耳と髭以外は違和感ないんですけど・・・
終盤では、この帽子とコートを脱いで
まさかのキャットスーツのみのお姿に!
スタイルがいいので、かっこいい・・・
のかも、しれないけど、
やっぱり、変
イドリスのゴージャス感が無くなって
品祖な感じに観えてしまいました・・・
最後は、情けない感じだったし・・・
・・・
(でも、好き・・・)
さんざん酷評してしまいました・・・
トム・フーパー監督、ごめんさない。
でも、もう1ついいですか?
あなた、好きかってやり過ぎたんじゃないですか?
最新技術で遊びすぎたのではないですか?
「キャッツ」のファンは、こういうのは望んでなかったんじゃないかな。
それに、もう1つ、
これは、この映画そのものじゃなくて、
原作者の エリオット氏に言いたい。
猫たちの名前が
複雑過ぎ!
全然覚えらんないやいっ!


「ガス」と「グリザベラ」と、
「マンゴジェリー」以外覚えらんない。
珍しく、ディすりのオンパレードになってしまいましたが、
「救い」を感じたことが2点
一つ目は、
1匹だけいた、全く違和感のない猫の存在。
猫顔が全く違和感なかったキャスト。
さすがの貫禄でした。
もう一つ。
名が知れていないキャスト達の
歌とダンスが、本当に素晴らしいんです。
身体能力が異常に高い双子猫のダンスは見ものです。
有名な俳優陣は出ていなくても、
イドリス・エルバ 無しでも
この歌と踊りが素晴らしいキャスト達で
この作品を舞台で観ることができたなら
それは、ぜひに観てみたい。
耳がぴくぴく動かなくても、
毛並みがリアルでなくっても
歌やダンスが素晴らしければいい。
ミュージカルってそういうもの。
でしょ?


