Please Please Me よーすけ 【肉球にふれたなら】
Amebaでブログを始めよう!
あけましておめでとうございます。

って気がつけば1年以上ブログを書いていない始末。我ながら驚愕。この体たらくは一生治癒しないのではあるまいか。あーやだやだ。youtubeなんて見てないで、FC動画なんて見てないで、Xvideoなんて見てないで、たまには書こう書こう。


【はっぴいえんど】
昨年末にベルウッド・レコードより、10枚のアナログ盤が再発された。高田渡、はちみつぱい、そして、はっぴいえんど、大滝詠一、細野晴臣だ。どうやら、この度のはっぴいえんどの再発盤は、ロンドンにて新しくマスタリングされたとの事。これは是非聴きたい!(未だ聴いていないので。)
はっぴいえんどに関して、我々PleasePleaseMeに於いては特に、アタクシとゆうちゃんが愛して止まない。僕らにとっては垂涎のリリースだ。

再発に伴ってであろう、レコード・コレクターズ(以下・レココレ)では『はっぴいえんど』や『大滝詠一』の特集を組み、NHKでは『風街ろまん』の特番が放映された。
当然アタクシはレココレは購入、そして、特番は録画予約した(オンタイムでは諸事情により見れず)。しかし、何よりもレコードを買わねばならんのだけど、何枚も購入できる程のお金がねぇ。まずは『ライブ!!はっぴいえんど』くらいは購入しなきゃ。

そんでまぁとりあえず、まずは録画した特番を見たわけです。簡単に解説すると、『風街ろまん』のレコーディングの進行や録音の仕方、当時の彼らの曲作りの特徴、当時人気や関心を集めていたGSやフォークソング、プロテストソングなどに対して、当時彼らが率直に抱いていたネガティブな思いと彼ら自身が思い描いていた音楽像、などが組み込まれていた。

中でも私的に特に興味深かったのは、その曲作りの特徴だ。『曲作り』と言ってしまうとなんだか機械的で少々お堅い感じがするので、『曲が出来るまでの流れ』とでもいっておこうかな。

これはレココレの鈴木茂氏へのインタビューからの抜粋になるけど、鈴木さん曰く「細野さんのベース・ラインがあって、僕のギターがあって、それに大滝さんの歌が乗っかってというのが、はっぴいえんどの基本的なスタイル」だそうだ。なるほど。しかし、松本さんは?

おーい、松本さーん!?

松本さんは、全曲の作詞を担当しているのです。あの「ですます」調の魅惑的な歌詞は全て松本さん作詞なのだ。
しかし、松本さんが作詞家として有名な事は周知の事かもしれない。アイドル時代の松田聖子の曲だって松本さんが作詞を手掛けている曲は多数にある。
今回はドラマーとしての松本さんに、主観的にスポットを当てて、後に記述したいと思う。

とりあえず、話を『曲が出来るまでの流れ』に戻そう。

まず、大滝さんか細野さんが曲(メロ)をもってくる。これは、いわゆる『作詞・作曲』の作曲の部分。そして、ここに松本さんが詩をのせドラムを叩き、鈴木さんギターのリフやフレーズをのっける。これが基本的な作曲スタイルな様だ。まぁ共作といえば共作ではあるが、基本的な作曲の軸は、大滝さんか細野さんだったという事になる。

そして、彼らの曲作りの中でさらに興味深かったのが、細野さんが抱えていた意外な「苦悩」だ。
その「苦悩」とは、『作曲のイメージと自分のボーカル音程の不一致』だそうだ。

つづく