からだとこころの環境(伊達伯欣)




図書館で借りてきた本。

1ヶ月待ち〜!



休職するためには、医師の診断書が必要で、診断書を書いてもらうためには、投薬治療をしなければならない。でもやっぱり精神薬は飲みたくない。。。。(>_<)そんな時に出会った、漢方を処方してくれるお医者さん。(その時の体調に合った漢方を保険適応内で処方してくれる。)


この先生は、西洋医学も東洋医学も両方勉強していて、それぞれの良さを知っているという所が凄いなあと思う。救命救急医療に携わりながらそれぞれの医学の長短を知ったと前書きにある。そしてその上で、東洋医学の重要性を実感してきたとのこと。


(そしてさらにアンビエントミュージックのミュージシャンでもあるというところも面白い。)






本の前半は、西洋医学と東洋医学の違いについて。

中盤は、東洋医学てきな考え方についての基礎知識。


医食同源(食事の重要性について)

自然の摂理と文明(自然を顧みずにきた経済発展の歴史の中で失ったもの)

遺伝子組み換え作物(野菜の品種改良)非自然の農産物


後半は、心について(行動認知療法)と環境について


随分詰め込んだなー!という印象はあるけど、私は今まであちこちで聞きかじってきたことが、まとめられているかんじは、する。








以下、自分用メモ


西洋医学は対症療法。症状を投薬によって取り去る医学。(病気になった根本原因を治療していない。)


東洋医学は自分自身の免疫を動かすことで、自己治癒力によって病を治す。(治療過程で「どのような生活がその症状の原因になっているのか」その体質(病)を克服するために「どのような食事や生活をすれば良いのか」と言うことがわかる。


●You are what you eat

あなた=食べているもの


頭痛や生理痛の原因は、瘀血。瘀血は糖類の過剰摂取や鎮痛薬の乱用で悪化する。




自律神経失調症や鬱などの症状は

とにかく

白砂糖の摂取をやめる

冷やさない(冷たいものやナマモノは摂らない)

味の濃いものや油こいもの、水分の過剰摂取は、消化器に負担になるので避ける



【〇〇を食べれば健康になる。というよりも、何を食べないか、が、重要。】




から、はじまる。

(コンビニスイーツなどのお菓子は勿論、アイス、ジュース、などもだめなのはつらい。けど、やってみると、その効果は絶大。と、気づく)




白砂糖が、健康に悪影響であると患者に指導するお医者は、珍しい。けど、知れて良かったなあと、思う。


(白砂糖は、ガンや子宮筋腫のエサだよ、とまで言う)


こういうお医者がもっと増えると良いなあ。と個人的には、思う。