買っておいてあった梨木さんの本、これでラスト(笑)エストニアに行ったときのことのエッセイ。取材旅行?のためかなり過密スケジュールだった様子。

エストニアってどこ?なんでまたエストニア??と、あたまの中ハテナだらけ。

調べたところかなりITに力を入れている国で、Skypeが、この国発祥なんだって。
へー!!

エストニアは、ヨーロッパの端の方。ロシアの境界の国で、フィンランドの向かい。バルト海のとこ。
1918第一次世界大戦でロシア帝国から独立
1940第二次世界大戦中にソ連領になり
1941ナチスドイツの時ドイツ領になり
1944またソ連、合併される。
1991年に独立をした、国らしい。

わあ、色々あった国なんだなーって、わかる。こんな色々あったけど、むかしの城壁とか建造物が良い状態で残っていたりして、世界遺産になってるみたい。


そうしてなにより、ちょっとまちから離れれば手付かずの自然が残っているとのことで、ああそれでかー(笑)



この本を読むまで全くしらない国だったけど、すっかり旅をした気分になって、なかなか楽しい読書。

今までヨーロッパって全然興味ない遠い世界だったけど、ちょっと親しみをもてるようになってきた気がする。


リンドグレーンの本の挿絵のイロンさんが、エストニアからスウェーデンに亡命した時のことを絵本で出版しているらしい。これは読んでみなくちゃネー。