大好きすぎる(笑)梨木さんの本。本屋で見かけて買ってあった!


やっぱり(笑)うおおおー!となる本でした。
まさに、ちょっと前に読んだ本にでてきたキーワード、「じぶんを生きる」ってのはこういうことなんだろうと思う。

梨木さんと、カリーマさんの、文通エッセイ。日本のこと、エジプトのこと、ムスリムのこと、宗教のこと、世界のこと、そのなかで生きる自分のこと。
梨木さんがムスリムについてもっともっとわかりたい、というおもいから実現した対話らしい。カリーマさんは最初は結構戸惑っている様子があるけど、多分すごく頭の良いかた。すぐに梨木ワールドを理解して(笑)応えてる。宗教のこと、アイデンティティ、開けっぴろげにはなかなかできないテーマだけど、お互いおもいやりながらおもいを語り合うなかで、ほんの少しずつ距離が縮まってゆく。それぞれの学び。すてき。
梨木さんはやっぱりこの境界を漂うような、ふわっとしたとこよ、なあ(^ν^)

カリーマさんについては全然知らなかったけど、カリーマさんの本もよんでみたいなあ。

これからのチキュウを生きるのに必要なのは
結局こういう、あいてをほんとうに思いやるこころなんだろうと思う。
どんな人でもどんな考えでもどんな宗教でも、
自分と違っているものも。
たとえ理解できなくても。

受け容れる
寛容さ。
梨木さんの本に幾度となく出てくるテーマのひとつ。




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