これまた、、、感想に困るかんじの(笑)
本のオビと裏の紹介参照(笑)↓


アラフォーの棚ちゃん、11さいの犬(女子)と暮らす、フリーのライター。長く付き合っている彼氏はいるけど入籍してない。
前半はワン子の子宮にできた謎の腫瘍のはなし。読むのがつらくて読むのやめたくなった_:(´ཀ`」 ∠):産めなかったとか、産まなかったとか、そういうことはやっぱり非自然なのだろうかとか、一緒に暮らす動物は飼い主のところに来た悪いモノを受けちゃうんだよね、とか、色々思う。

日本に住んでいると忘れてしまいがちなこと、チキュウに住んでいるということ。
精霊やら呪医、呪術やら、、、めにはみえない不思議な力や存在や現象。
偶然とは言えないような巡り合わせ。
てんやわんやな棚ちゃん、ひょんなことから、アフリカへ、、、
アフリカ編は、、、ああそうそう上橋先生のオーストラリアのアボリジニの本読んだなーと思い出すような民俗学的な内容。こういうの、好き〜。面白い。精霊やらなんやらとか、その土地に伝わる民話とか、勿論アフリカにもあって。
棚ちゃんのアフリカレポート。ドキュメンタリー番組みてるみたいな。現実味はないんだけど、小説のなかのおはなしとはとても思えない!っていう、、、不思議な感じ。
しかし!こっ、これはまた一体どこに着地するのだろうかと不安になる。

ラストの、ピスタチオくんの物語りで、ほおおおおう!というラストへ。
棚ちゃんの創作短編は、いしいしんじの小説みたいな不思議さだった(笑)私は好きよ。
駆け抜けた20代から導かれて、思いもよらぬ体験を経て、棚ちゃんヒトとして成長。そうして新たな分野へ踏み出す。40代への指標となるような出来事。いいなー。私にもこういうドラマチックなこと起こらないかしらと思ってしまうよ。

生きること、死ぬこと
生きてるということ
死んだ人へのレクイエム、な、物語り。



久しぶりに本読めた。
梨木さんの本は、読んでる時も面白いけど、読み終わってからが、じわじわくる。

じわじわを言葉にするの難しい。。。