グミチョコレートパイン[パイン編](大槻ケンヂ)




いやはや。3冊ががが~~っと読んじゃった。一冊目から、ナンヤカンヤ10年以上あいて、よーやく完結したのだとか。おやまあ!ジーさんに、修行に、アイドルにヤンキー(笑)シッチャカメッチャカ。3冊目中盤で、もう、お腹いっぱい!になっちゃったけど(笑)しっかし、面白かったなあ!


こういうふうにここまでストレートにこの時代の若者のモヤモヤモンモンムラムラを表現できるのは、この作者ならではだなあ。と、感心感心。


さて。
ダメダメすぎてとうとう病んでしまうケンゾー君。ああ、私も男の子だったら多分こうなっていただろうな。。。と思うともう他人事ではない(笑)
生きにくい世の中だけど、やっぱり男子のほうがより大変なんじゃないかなあ。。。ということは女で良かったのかもネー。などと思う。


最終的に、ケンゾー君を立ち直らせるプログラムの中で、この世は空、空すなわちこの世。みたいなはなしになり(笑)ダメ人間でもさ、死ぬな生きろよという、作者なりのメッセージが盛り込まれ、、、
読み終わった後、つ、、、疲れた~~(笑)


あーもうだめだしにたい、となった時にまた読もうかな(笑)






あ、ケンゾー君の童貞卒業の時にかかっていたという、聖飢魔Ⅱの蝋人形の館、のライブ映像。ギターの形状が明らかにオカシイ。笑いすぎて、お腹がいたい。