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魔女の宅急便 6 〜それぞれの旅立ち(角野栄子)

魔女宅シリーズの6巻め。
キキちゃん、なんと、双子の母になっており、こどもたちは、もう11歳。Σ(゚д゚lll)

歴代メンバーも、13歳ずつ歳をとって登場するし、なんかもう、、、年寄りの気分(笑)

相変わらずの、ものすんごい優しい世界。
そこに反発するお年頃の娘、ニニちゃん。思ったことをきっぱりはっきり。なんというか、イマドキな、新世代のこどもってかんじ。
てか、、、ムスメよw
って言いたくなるくらいすんごいwwまあ、若いっていうのは、こういうことなんだな。

弟のトトくんは、真面目で物静か。
真逆な2人。2人とも感受性豊かなのは共通。
魔女からうまれたのに、魔女になれるのは女だけなの?それがトトくんのコンプレックス。魔女の家にうまれたのに、魔女になれない?男だから。
トンボさんは、そんな彼のために、ほうきを2つにしてくれる。
そうして飛べなかったトトに、父、トンボさんがかけた言葉。泣ける。

ああ、そうだね、トンボさんだって飛びたかったんだ。

そんなこんななキキちゃんも、子育てのなかで母として成長してゆく。
やっぱり、母になるということは、10代の頃の気持ちを忘れてしまうんだろうかなあ。と思う。
いや、忘れてしまうというより、母をやりながら変化する、ってことなのか。

自分だってこどもの頃はそうだったはずなのに、ついつい、自分の考えを押し付けたり、口煩く言ってしまったり、変に心配ばかりしたり。

そんなキキから、2人とも、巣立って行く。なりたい自分を探しに、、、

っていうおはなし。














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