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やりがいのある仕事という幻想(森博嗣)

仕事で人間の価値が決まるのではない、ということについて、の本。
いやいや、面白かった。小説だけじゃなくて、エッセイも面白いんだなあこの人。。。
こうすると仕事がうまくいくよ!っていう本では、ないんだよなあ。(笑)


仕事のこととかで物凄く悩んでいたので、ちょっと良いかんじかも。。。もうちょっと考えなきゃだけど。。。


多くの人が「仕事にやりがいを見つける生き方は素晴らしい」とかいう幻想に取り憑かれている。
だって!

これはこういうものだ
これはこうあるべきだ
という幻想にとらわれている。。。


ああ、この本て、森流の
一種のファンサービスなかんじ。

この作家を好きでなければ
読んでも意味ない(というか、は?みたいなふうになっちゃうんじゃないかという)ように私は思うけど、、、

だって、好きな人の意見は聞きたいけど、そうでない人の説教なんて聞きたくないでしょ。。。

森博嗣の御説教を聞きたい人が読むべき本かな(笑)と思った。






もうしにたいくらいしんどくて、3月で仕事辞めて、でも働いていないことがなんだかとてもうしろめたかった。
だから、ここのブログで毎日毎日、ちゃんと考えてるよちゃんと頑張ってるよって自分に言い聞かせるためにあれこれ書いて。





本当、馬鹿みたいだな。

仕事量と給料が見合わない、理不尽だ!と感じたならさっさと辞めりゃ良かったんだ。どうして完全に病むまでつきあってしまったんだろう。

子どもたちのため?子どもたちが可哀想?なんだそれは。正直知ったこっちゃない。他人の子どもがどう育とうが、知ったこっちゃなかったんだ、本当は。


ばかみたいってことに気付けたのは良かったね。



辞めて良かった、これで良いんだ、と思えたからそれは本当に良かった。








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