今回は、2週間前の時点で半分も暗譜できてないという、自分史上最悪の状況
このノクターンに手をつけたのは1年以上前ですが、細々とやってきてただけで、自然に暗譜できるほど弾き込んでなかったんです
左手がずーっと同じようなアルペジオで、ちょっとずつ音が変わっていくという、暗譜しにくい作りということもあるのかも。
仕事が忙しい上、週末はボードに行ったりしてたので(これは自業自得ですな)ピアノを弾く時間は全然とれない
ということで、楽譜を持ち歩いて暗記するという暴挙に出てみました。
これが意外と効を奏して、2日前の時点で大体暗譜できました
でも、手が勝手に動く…ところまではいかなくて、考えながら弾いてる状態。
しかもところどころわからなくなって、止まってしまう
これはもう最終手段、前日の夜に頑張るしかないと決意したものの、相当疲れがたまってたみたいで、おにぎりを食べながら翌朝まで寝てしまうという想定外の事態に
結局当日の朝、超バタバタで準備し、ちょこっとだけ練習して会場へ出発
到着して、まずはゆったり他の方の演奏を鑑賞
akazumiさんの、しっとり大人なエディットさんに癒されました
心に入ってくるような演奏で、本当によかったです
そして聴きにきてくれた友達も合流して、4人でお昼ご飯スンドゥブで体を温めました
akazumiさんがREDSの試合経過をチェックしたら、前半戦終了時点で昨年度王者に勝ってる!とのことで、テンションめっちゃ上がってはりました
akazumiさん以外は全員赤系の服、ご飯は赤いスンドゥブ(赤はREDSカラー)ということで、縁起が良かったようです
会場に戻って、しばらくしたら私の出番
今回は、絶対に守ろうと決めてたことが2つ。
身体は軽く、指先は重く感じて弾くこと。
自分の音楽を奏でること。
1つめは音抜け対策と、こじんまりまとまらない対策。
2つめは、暗譜が飛んで途中で退場することになったとしても、後悔しないように
いすに座って、ペダルの位置を確かめて、この2つを思い出して、弾き始めました。
結局は暗譜も飛ばずに止まらず弾けたし、この2つを守って弾くことができたので、自分としては満足です
お客さんにどう聞こえたかは別として
ソロで舞台に上がるのは本当に久しぶりで(2年半ぐらい?)、ドレスを着て、髪をセットしてもらって、友達が演奏を聴いてくれてて…
めっちゃ幸せでした
私の出番に間に合わなかった友達も、わざわざ来てくれたことが嬉しかったです
それにしても驚いたのは、他の方々のレベルの高さ
私はカンパネラとバラード2番に挟まれるという…
でも私の運が悪いわけじゃなく、全体的にハイレベルな方々ばかりでした
いつも、弾きたいな~と思える曲に出会うのを楽しみにしていますが、レベルがちがいすぎて弾けない曲ばっかり…笑
あ、でも、ラヴェルのソナチネ2楽章をめちゃめちゃ味わい深く演奏されている方がいて、前から好きな曲だったけど、私も弾いてみたくなりました
ショパンの即興曲3番も良かったな~
弾けないレベルの曲でも、音色の変え方とか間の取り方とか、参考になることがいっぱいあって、すごく刺激になりますね。
私ももっといい演奏をするために、練習に励みます