紆余曲折あって転職し、
無我夢中で働いていたら、いつしか七か月が過ぎていた、
そんな感じです。
自分はちょっとした専門性のある仕事をしており
その経験を必要としていた会社にあっさりと、
ホントにあっさりとトントン拍子で採用され
すぐにバリバリと仕事することができました。
新しい会社はこれまでのところと比べ規模も大きく
また処遇もよく、雰囲気もアットホームでとても働きやすいです。
これだけ聞けば「よかったね〜！」となるのですが
そうは問屋がおろしませんでした。
歴史ある会社であるがゆえ、旧態然としたところも多く、
変わろう、変えよう、とすることに対する抵抗勢力もたくさんいます。
新しいことを受け入れる、新しいことを創造する、
それより変わらない毎日を過ごすことを選択する
いわばオールドタイプたちです。
仕事本来の難易度より、
会社の生活のほとんどが彼らとの戦いに費やされ、
疲弊する日々を送ることになりました。
そんなある日。夏頃のことでした。
毎日の戯言があまりにもバカらしくなり、
信頼のおける方に退職したい旨を相談したところ
とても親身に相談に乗っていただき、
適切な助言をいただきました。
また、同じ思いを持っている方たちを紹介してくださり、
また新参者の私と役員が面会する機会も用意してくれました。
それがきっかけ・・というのは図々しいですが
会社も少しずつですが変わり始めたように思え、
新たな風土づくりがどんどんと活性を帯びてきました。
そんな周りのバックアップ、
そして変わり出す改革の足音に一旦退職はさやに収め
歯を食いしばりながら働き続けることにしました。
・・と、そんな感じです。
会社には会社の影の部分があると思います。
その影ともうまく付き合わなくてはなりません。
不満も多いけど、共に戦ってくれる人も多く、
私を支えてくれる人も多い、そんな会社でなんとか
もう少し粘って働いていこうと思ってます。
はてさて、
今後どうなることやらわかりませんが。
知らない街でのアパート暮らしも慣れてきました。
さみしい時もありますがまだまだがんばれそうです。
雨の日ばかりじゃないからね。
