暑い~!!
暑中お見舞い申し上げます。
初のフラメンコ伴奏の舞台から一週間
まだ刺激と興奮が冷めやらない
基本的に即興のフラメンコ音楽。
その場で感じ、
その場で創り上げる。
カンテ (歌)
フラメンコギター
踊り
が織りなす表現の世界
独特なリズム
激しさ、優雅さ、
ロマンチックさ、苦しさ。
この中にどうやって
私の二胡が入り込むのか。
前例やサンプルが無く
悩み抜いた。
もちろん、譜面はない。
そのために1年半何を準備してきたか?
ただ色んなフラメンコ音楽を
聴くだけ。
たった一回の全体リハと
最終確認のためのゲネプロ。
that's all.
ギタリストとゲストダンサーは大阪
カンテは東京から、と
皆さんこの道で極めて全国を
飛び回っている素晴らしいアーティスト。
リハなど、要らない。
逆に決めすぎるとパッションが
薄れてしまう。
私は結局ほぼ全曲に近い10曲、
伴奏参加することに。
前日から緊張で、頭痛と吐き気を
くりかえした。
当日。
決めのフレーズが
タイミングよく飛び出せるか
最後まで不安で集中をしていた。
10曲の伴奏の合間に
ギターと二胡のデュオ演奏が3番目に
入っていた。
私が選曲することになり、
悩み抜いて
選んだのは
「天空の城ラピュタ 君をのせて」。
なぜ、フラメンコで、
ジブリ?かと思うでしょうが、
選んだ理由は、
テンポがある、ストーリーがある
マイナーで、
世界共通の民族音楽にもなり得ると
思えたから。
キーと構成だけ伝えていました。
当日、本番前に楽屋に呼ばれて、
ギタリスト伊集院貞敏さんに
「これ、サビから始めたら
いいんちゃうかなぁ~」
と大阪弁で、言われ、
構成を決めながら音合わせ。
なるほど、今までにないパターン。
面白いかも。
超ルバートでイントロ二胡始まり
そこに重なる渇いたフラメンコギターの
リャスギャード。
そして、三拍子に変えてテンポアップ
セコ 4小節
ギターイントロ
二胡はいる。
イメージ通り、素敵です!
さすが。
さて、それからランスルーリハ。
そこで、ギター伊集院さんは
カンテ 永潟さんと、
バイレ 大槻さんに、君をのせてのパルマをいきなりリクエスト。
「え、どんな風にたたいたら、ええの?」
と、大槻さん。
伊集院さんは、
「聴いたら、わかるわぁ~」
で、スタート。
ヒャー。
どうだったか・・・?
もう、完璧。
しかも、
盛り上げられ、力が入りすぎた 笑
この煽られ方、踊りと同じだ
こうして
みなさんに温かく見守っていただいた
初のフラメンコ伴奏を終え、
新たな目標が出来ました。
独自のフラメンコの世界を探る
妄想の旅へと
旅立つニコリーナでした。
主催者&バイラオーラ
伊藤美恵さん
角田伊久子さん
素晴らしい機会をありがとう‼️
ほんと、これが音楽だよなー
愛がないとできないわ。
これより、
一歩一歩積み上げていきます。