Nicolina(ニコリーナ)のブログ

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二胡の音色に魅了されて弾くようになりました

人と演奏することでいろんな世界を広げたい
音が空気と一体になって優しく伝わりますように。

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つづき。

だって、『一生もの』

なんて、決められるはずがない!
弾き手の技術も方向性も流動的だから、
決められない!
いまの出会いを優先して、少しだけ計画性を
持って、決めるしかない。

いずれ、とか、
将来的に、とか、老後?!笑とか
そんなのは確実なものは何もない。
人生観まで通じているような、、。

だから、
メンタル壊れる前にアドバイスしました。

で、
決めたギターは、
マルセリーノロペス💫

ドイツハウザーIIの透明感や、
フレタの音の安心の美しさや
ロマニョスの艶やかな余韻など、
それはそれは素晴らしく、
金額も群を抜く。

でも、色々弾いて行くうちに
強烈な個性はないけれど
音の深さ、余韻のあるマルセリーノロペスが
良いのでは、という事になった。
音は可愛らしく可憐。
音量が足りないのが欠点といえば欠点。

しかし、早速昨夜ホテルラウンジで
演奏したのを聴いたら
アルペジオの美しさに
わたしもピアノの方も酔いしれて、
危うく自分のパートを忘れそうになるくらい。笑 
大正解!

いやあ、

いい買い物したと思います!!

で、わたしはどんなギターが好きか、って?

わたしは、ロマニョス派!!
あの弾き出された音がスッと伸びてから
スパイラルに空間にクリアに優しく広がる余韻にずっと浸りたくなる。
昨年末一度父を連れて東京のギターショップで
試奏に付き合ってもらったことがあった。
わたしの父はクラシックギターをずっと弾いていたので。
面白い事に、私と父は、音の感じ方、
コメントが全て等しかった。環境が一緒だから、同じ耳になってるのかもしれない。
へぇ〜〜〜。
環境は大事。
良い音をたくさん聞いて、良い音を奏でれるように練習すれば、ドンドン向上するにちがいないと
確信しました。
ちなみに父は、ラミレスAM、加納ギター、松村ギター、コンデエルマノコンチェルトを持っている。加納ギターの糸巻き・ロジャース、が自慢。

ギター。
弾けたらどんなに楽しいかしら、と思う。

ギター製作者の話。
ベラスケスさんは
木と対話してギターを作り、
感じるがままに作るのだそう。
すごい情熱と時間を注ぐのだ。

きっと他の製作者もそうでしょうね。

製作者のユーチューブなど見て興奮し
実際そのギターの音を聞いて納得、感動!


リッチな時間でした。
はぁー、ギター選びの半年間、楽しかった!!!


テレビを見る間も無く、寝て起きて二胡を弾き、
録音のギターの音色検証の日々、
ユーチューブなど、楽しい音楽いっぱい。
一方、世の中にはどんどん疎くなります。




実はオタクの二胡リーナより。

こんばんは☁️

夜はまだ寒い。
けれど、
春の足音に心も軽くなります。

ユニットの相方が一生モノのビンテージ
クラシックギターを買うんだ!と、
突然昨年9月に危険な発言をしたので、
それから半年間
東京⇄大阪⇄東京⇄東京⇄東京⇄大阪
と、何度もギターショップを回ってきました。

ようやく先週末、ゲットしました!
結局 スペイン製のギター に落ち着きました。

試奏したのは、
スペイン製 トーレス ラミレス
サントス ベルナベ マルセリーノロペス
アントニオマリン アグアド アルカンヘル バルベロイーホ アントニオマリン フレタ ロマニョス

ドイツ製 ハウザー パンフャーゼン ルーミッヒ

アメリカ製 ベラスケス

イギリス製 コーエン ケビンアラム 

フランス製 マゼ フリードリッシュ

などなど。

日本のもの、軽く音色を聴いた程度のギターをいれたら、ざっとこの二倍くらいのいろんな
クラシックギターの音を聴いて、聴いて。
聴きまくりました。

ギター好きの私はこの一連の作業が
楽しくて仕方なかったが、当の本人は
可哀想なくらい悩み真剣そのもの。
だからわたしも集中して聴きました。

100万円から700万のギターが発する音は、
さすがに繊細かつ上品なものが多いです。
そしてじっと耳を立て音を聴いていると
色んなことがわかってきた。
聴き方も耳自体もどんどん進化した。
、、と思う。


音のどこを聴くか。
ということ。

ギターの音は、
おおまかに次の音から構成されているようです。

アタックしてから

1.弦が揺れ波動を生み、それ自体の発する音
2. 1がサウンドホールから中に侵入し、ボディで増幅し、またサウンドホールから前に飛び出る音。
3. 1がギターのボディーから伝わって外に響いてくる音

の三つがある。

どこを聴くか?
ていうのは、時間差で発する音がどんどんかわるから。
張りの強いギターと弾力性のあるギターでは
時差と音色の違いがあります。
どの音を重視するのか?
どんな場所で弾く時に有効なものを選ぶか。

それに加えて 
もちろん趣向的な課題
音色
太さ
材質
音量
サスティンの長さ
遠達性
レスポンスのスピード
年齢
弾きやすさ
安定性
そして、大事な透明度

またまだある。



など、と判断基準が多種すぎてしまう。

どうすりゃいいの?!!
ですよね。

一つ強くアドバイスしたのは
「一生ものは次にしたら?」

つづく。


ギタリストになりたかったかもしれない
ニコリーナより
こんばんは。
 
二胡を始めて13年。
途中6年間はほとんどやっていなくて、
自分より、人の演奏を応援していたから実質7年かな?
 
先週土曜日、350人くらいのコンサートホールで
マイクなしの完全生音で大ベテランのクラシックギターの方と
共演をしました。生音は二胡では生まれて初めての経験です。
今まで、ポピュラー音楽のステージ環境に
慣れていたので、ある種のカルチャーショック!
 
なんとまぁ、緊張感の漂うコンサートでした。
私とフルートの方以外は全員クラシックギター奏者。
 
私は元々ギターの音色が大好きなので、ギター博物館みたいで
楽しくてはしゃいでいましたが、自分の番が近づいて来たら
びっくりするほど緊張し始めて、弁当も食べられない。
このように時々、吐き気を伴うくらいに緊張するんです。
一通りぐったり疲れるくらい緊張したの後に開き直りが来ます。
その繰り返しですね
 
ある人は、この緊張感は「若さの秘訣」、と言っていましたが、
これって、一気に消耗し、「加齢の原因」にならないか、
ふと不安になった。
 
ステージ上では、
二胡の音の回り方、これは予想がつかなかった。
立奏でしたが、弾き始めで怯むくらい、
自分の手元では全く鳴らなかった。
むしろ隣のギターの音色にかき消される。
弾きながら、焦る。主旋律なのに・・・
 
ステージ背面の壁に90度に筒の向きを変えてみる
私の身体は内側のギター奏者に向かう。
音が回るように。
 
頑張っていつもより少し大きめに弾いてみる。
どうかなぁ・・、まるでわからない。
硬い音でかなりショボショボに聞こえているかもしれない・・
 
ピアソラを2曲弾きましたが、演奏を終えて、まるで達成感はなかった。
落ち込んで客席にも戻れなかった。
ひとりロビーで弁当を食べ、
客席に戻ってコメントを聞いた。
二胡の音がかなり出ていてこれ以上大きいとギターが聞こえない
寸前だったらしい。愕然。真逆。
まだまだ研究の余地ありありです。
人が入ると音が変わるからまったく予測が立ちません。
生音は難しいなぁ。
でも、しっかり音が回る、とわかった。
次は少し角度を変えてみようと思う。
 
いろいろ研究です。
 
 
カリカリカリ勉強中の二胡リーナより