今しがた自転車が復活しました!
「やったね♪」
と一人でよこんでおります。
実はいつものように昨日出勤しようと自転車のチェーン式の鍵の封印を解こうと鍵を差し込もうとしたら鍵が入らないんです。鍵を間違えたのかと確認しましたがそんな事はなく。
はて?
と思いながら再び差し込むも全く入らない。何事かと鍵穴をのぞくも異常は見られない。
どうやら鍵の違いを認識する金具が鍵穴にあるんですがそれが寒さで凍ったようなのです。
なのでこのチェーン式の鍵はつがいであるハズの鍵を認識できずにいるようでした。
チェーン式の鍵からすれば
「あなたが私の旦那なわけないじゃない!冗談はやめてよ!」
みたいな感じです。
鍵からすれば
「俺がわからないのか!?」
ともどかしい感じです。
ギリシャ神話で旦那が神様に呪いで姿をかえられてしまい、呪いを解く方法は何も知らない自分の妻に今の姿の変わった自分を愛してもらうという話を思い出しました。
まあ、ラストは悲劇でしたが……、まさか現実世界でこんな場面に出くわすとは思ってなかったのでびっくりですよ。
……、ギリシャの神話みたいな出来事に出会えたことに感激している場合ではありません!このままだと遅刻してしまいます!
徒歩で勤務先に向かうという選択肢もあったのですがそれをすると間に合わない!
ドラゴンボールに出てくる地球人の域を超えている方々なら十分間に合うのでしょうが如何せん普通の基準以下の戦闘力である僕には無理です。
何とかこの状況を打破しようと再び鍵と対峙しました。
熱い視線を向ける僕とは対象的に鍵は涼しげにこちらを見ています。
負けらkれない!!!負けてたまるか!!!!
と鍵を握り締め第二ラウンドの火蓋は切って落とされました。
僕はスマートに解決するため務めてインテリジェンスに挑みました。
どりゃせい!
と力押しで……。
ええ、鍵穴に鍵を当てて上か押し込むのです!ええ!部屋に帰ってお湯をとってくる時間なんてないんです!
うんとこしょ!どこいしょ!
まだまだ鍵は差し込めません!
恐らくスカウターにも引っかからない程の戦闘力である自分の力をフルパワーにして頑張ります。
うんとこしょ!どっこいしょ!
まだまだ鍵は差し込めません!
ううんとしょぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!
どぅぉおっこいしょぉぉぉぉおおおお!!!
僕の戦闘力が雑草ぐらいに高まったとき
キーン
と澄んだ金属音が僕の鼓膜を揺らしました。と同時に足元でした
ザスっ!
という雪の音。
見ると鍵穴に鍵が半分ほどめり込んだあたりでポッキリと折れていました。
……。
僕は自転車を諦め歩き始めました。
職場に向かって……。
まさか鍵が折れようとは思っていまなかったのでショックでした。
何事も力で解決しようとしてはいけないんですね。
失うもが余りにも大きすぎました。
このおかげで僕は時間とお金と愛車との楽しい通勤を失ってしまいました。
力で解決しなきゃいけないこともあるのでしょうが今回は解決しようとしてはいけなかったみたいです。
因みにちょうどいいタイミングでタクシーが来たので遅刻はまぬがれましたよ。
ではでは、失礼します。
