特色化選抜(あくまで、個人的意見です。) | 集和学習塾のお知らせブログ

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久留米市にある塾、集和学習塾からのお知らせや雑談です。

特色化選抜の結果が、県のホームページに

 

掲載されています。

 

元々、人気のある 久留米商業、南筑という

 

久留米市立の高校が、特色化選抜を行うことで、

 

ここを目指す子は、絶対に、受けないといけない状況に。

 

推薦とは違い、中学校校長の推薦は不要ですので、

 

受ける生徒が増えるのは、必然でした。

 

 

でも、今回の選抜は、疑問です。

 

合格できる学力があっても、自己表現が苦手な子は、

 

合格できない場合も出るわけで。

 

特色化選抜の枠を、せめて定員の半数にすべきだと

 

思います。

 

なぜか?

 

福岡県のホームページより参照しますと、

 

南筑 定員           240名

    内定上限(目安)    180名

    志願者         251名

    内定者         198名

 

   つまり、一般入試枠     42名

 

久商 定員(コース全体)    240名

    内定上限(目安)    164名

    志願者         280名

    内定者         173名

 

  残りの一般入試枠、コース全体で、67名

 

 

一般入試ですから、調査書と5教科の学力試験の総合です。

 

特色化選抜は、学校により異なりますが、

 

調査書、作文、面接、自己PRなどです。

 

評定などの条件もありますが、学力は考えなくてよいのか?

 

と、思います。

 

以前にも話したように、各中学校で、評定のつけ方に

 

色んな噂がありますし、部活動で、県大会等に出場した

 

子たちは、夏休み以降に、ある程度話が出来ている

 

という噂もあります。だから、打診があれば、中学校も

 

それに合わせた評定を。。。。なんて、話もありますし。

 

あくまで、噂です。

 

と、言っておきます。

 

気の弱い子などは、いくら学力があっても、

 

うまく表現することができないかもしれません。

 

つまり、自己PRや面接で、うまく話せなかったら、

 

×かも。。。。。

 

では、学力で受けると言っても、一般入試枠が

 

少なければ、また、合格できるかは、分かりません。

 

上のレベルの学校を特色化選抜で不合格になった子が、

 

ランクを下げて受けるとなれば、はじき出される可能性も

 

出てきます。

 

行きたくても行けない子も多くなる。。。。。

 

色々な個性の子を取るための入試?

 

単なる生徒確保のための入試という色合いが大きいと

 

感じてしまいます。

 

だから、特色化選抜を半分、学力試験を半分が、

 

良いのではないでしょうか?

 

門戸を広げるとは、そういうものだと思います。

 

来年は、内定者数の見直しを行ってほしいと思います。

 

学力をつけるための指導より、

 

自己表現をつけるための指導が、

 

塾も増えるのではないでしょうか?

 

学力低下を危惧し、学習内容の3割削減を撤廃したのに、

 

このような形では、3割削減撤廃の意味がない。

 

3割削減して、思考力や表現力をつけさせるための

 

総合学習を作ったのに、それがうまくいかなかった、

 

そのための3割削減の撤廃でもあったはずなのに。

 

学力とは、なんぞや?

 

試験とは、なんぞや?