「自律神経」は…「自分の意思で動かせない心臓や血の流れなどの動きを司る神経」のことです。
「自律神経は乱れるもの」と考えておいてください。…大切なのは乱れないように、乱さないように頑張ることではなく、乱れたときに元に戻せるリカバリー力です。少しくらい乱れてもそれが続かないかぎり、体にとってそれほど負担にはなりません。体も心も鍛えることで強くなります。
(小林弘幸 「図解 眠れなくなるほど面白い自律神経の話」)
コンにちは。
銀ぎつねのブログへようこそ~
心に残った本をご紹介しています
今日の本は、書店で平積みになっていてピンときました!
手に取ってみるとわかりやすくて気になって思わず購入。
私に必要だから気になったんか?
私、今、自律神経乱れてるんか?
え?(笑)
「図解 眠れなくなるほど面白い自律神経の話」
小林弘幸 著
日本文芸社
自律神経は私たちの生活に実に多大な影響を日夜与え続けているのです。
著者は順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。
日本スポーツ協会公認スポーツドクターでもあります。
著書ではこちらの本も有名ですね。
さて、この自律神経の本ですが、A5版(148×210mm)と大きめで見やすいです。
見開きの右側のページに説明文、左側にイラストで解説があります。
中味は5つの章にわかれています。
第1章 自律神経ってどんなもの?
第2章 自律神経を整える生活習慣
第3章 自律神経を整える食生活
第4章 自律神経を整えるメンタル力
第5章 自律神経を整える運動
自律神経の基本的な説明はもちろんですが、私がわかりやすくてよかったのは、
具体的に自律神経を整えるメンタル的要素や食生活が具体的に書かれていたこと。
自律神経は交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)とに分けられます。
ストレスを感じると交感神経は過剰に優位になり、副交感神経は働きが悪くなって、様々な病気を引き起こします。逆に、副交感神経が優位になりすぎると、免疫力が高まる半面、アレルギーが発症しやすくなるなど問題がおこります。大切なのはトータルでのパワーバランスです。
大切なのはトータルでのパワーバランス
ハイ、ここに注目です
この本は、このバランスの大切さや整え方がわかりやすく解説されてて絶品です
自分で意識して「交感神経」「副交感神経」を切り替えることの大切さ。
忙しい現代人の朝や夕食後3時間の過ごし方、間食の取り方、入浴法など。
短い時間ですぐ出来ることがたくさん紹介されていますよ。
それからココロと腸のつながりについてや自律神経の乱れが周りに伝染することなど。
自律神経の乱れは伝染するので、職場や家庭では気をつける必要があります。
職場では一人自律神経の整った人がいると周りも安定するのだそう。それから、特に親御さん、家庭での子供への影響に気がつくべき。(自戒をこめて)
この本を読んで、私は生活習慣やメンタルについて意識がいろいろ変わりました。
そして自律神経のことを理解しようとするのとしないのとでは、その後の人生に大きな違いが出てくると実感しました。
私達の体は本当によく出来ています。
それは一つの宇宙とも考えられ、探求していくたびその緻密な仕組みに驚嘆させられずにはいられません
今年はいろいろあっていつもとは違う感慨を持って年末を迎えられている方も多いと思います。
生きていればいろんなことがあり、ふりまわされそうになる時も多々ありますが…
皆様の生活が健やかなることを願って。
まずは自分を整えて、自分の人生の主導権を取り戻していきましょう
オリラジの中田さんがこの本の解説動画を出されています。
丁寧でわかりやすいです。
さてさて。
今年もこの銀ぎつねの本紹介のブログ、読んでいただき大変ありがとうございました
これからも、心のアンテナにピッときた本をたくさんご紹介していきたいと思っています。
様々な本は先人たちの知恵と叡智の結晶です
皆さまも素敵な本との出会いと豊かな読書の時間を~。
来年もどうぞよろしくお願いします
同じく小林弘幸先生の自律神経の本、まんがもありますよ↓
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