私は悪いことや嫌なことは起こってほしいとは思いません。でも、もし、何か問題が起きてしまったときには、まず目の前の困っている人たちを助けてあげてください。エルマーのように、いつも誰かにやさしく、親切な人になってほしいと思います。
(ルース・スタイルス・ガネット 作家 )
新年おめでとうございます。
2020年がどなたにとっても実りある素敵な年となりますように
ブログをはじめて二年がたちました。ブログを通じて様々得るものも多く…、ブログをしていなかったら多分違う自分だっただろうとすら思います。
本レビューでたくさん本の紹介もしました。全部で何冊くらいになったんだろう…。
数えてないからわからないですが、銀ぎつねと称して書いている私の感性で勝手に選ばせてもらった本の感想を読んでくださってありがとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします
さて、今日ご紹介する本は一度は目にされたことがあるかしれない、児童文学のロングセラー『エルマーのぼうけん』です。
前回の記事で作者のインタビューが載った雑誌のことをちらりと紹介したので、その続きを掘り下げます。(書き足らなかった笑)
作者はルース・スタイルス・ガネットさん。
貴重なインタビューが掲載された雑誌はこちら↓
ガネットさんは2018年8月で95歳になられたそうです。つまり現在は96歳ですね。
『エルマーのぼうけん』は年寄りののらねこから、とらわれたりゅうの子の話をきいたエルマーが、たった一人で密航してどうぶつ島にわたり、りゅうを助けるお話。
『エルマーのぼうけん』は1948年にアメリカで、日本では1963年に出版されました。
出版から70年あまりたった今も、子供達や大人をも魅了する冒険物語。児童文学の金字塔です
子どもの頃、本の見返しのどうぶつ島の地図をどれだけワクワクと眺めたことでしょう。
緻密で美しい挿し絵にどれだけ想像を掻き立てられたことでしょう。
それに、冒険に出かけるエルマーのリュックの中身の魅力的なこと!
ももいろ棒つきキャンディー
くし
チューインガム
みかん
じしゃく
ちがった色のリボン七本
…
そのどれもが物語の中で、エルマーの知恵と工夫によって絶妙に大事な役割を果たします。
様々な道具を駆使してエルマーは、囚われの身となりどうぶつたちにこき使われているりゅうの子を痛快に助け出すのです。
続編の二冊、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』は、その続きでどうぶつ島からの帰り道の別の冒険のお話です。
どれもとびきりワクワクします。
「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット (福音館の単行本)
2,200円
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ガネットさんがお話を書くきっかけは22歳、スキー場のロッジでアルバイトをしていた時のこと。
その年は雪が少なくて、お客さんがいなかったので、退屈しのぎにお話を書きはじめたのですって!
お話は、お父さんが息子に語る形式でした。本を読んだことのある方はご存知でしょうけど、物語は猫の語りから始まります。それを聞いた息子はもっと大きな生き物が出てくることを望んだので、ガネットさんは”りゅう”を登場させることにしたのです。
ご本人は、「自分を楽しませるためにお話を書いていただけだ」といいます。
「子どもたちには、この物語が私の中の〝子どもの心〝が書いたことがわかるのでしょうね」と語るガネットさん。
インタビューからは物語だけでなく、人間としての魅力もとても感じられます。
いつまでも読み継がれる物語であって欲しいですし、今もこうして現役でインタビューに答える作者のお姿に、物語以上に勇気もいただけました
エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)
1,296円
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エルマーとりゅう (世界傑作童話シリーズ)
1,296円
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エルマーと16ぴきのりゅう (世界傑作童話シリーズ)
1,320円
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【THREE TALES OF MY FATHER’S DRAGON】トランプ エルマーとりゅう
605円
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こんなすごろく、子どもの頃出会いたかったわ~♡
不思議話は前回の㉗回からの続きで、数字です。
消費税増税前に買い物でこんなことがよく起こりました。
やたら「4」が出る。。。
同じ日です。
コラージュしてみました。
ねらって撮ってるわけじゃないんですけど、ふとみるたびこんな感じ。
お気づきでしょうか、「15分」もある。
でもそれは、みた瞬間は「14分」なんですが、次の瞬間(つまり一秒後くらい)に「15」になったんですね。
これもほんの一部です。
備忘録がわりに。
笑ってお見逃しくださいませ~
では、本日もご訪問、最後までごらんいただきありがとうございました