人間は自分自身の人生を描く画家である
(アドラー)
 
 
コンにちは。
 
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この前からジブリ関連の本をご紹介することが続いて、「ジブリ強化月間♪」か「ジブリ祭り♪」みたいになっていますが。
それでは今日もいっちゃいましょう!
 
ジブリとはちょっと違いますが…。
高畑勲監督、宮崎駿監督と若かりし頃タッグを組んで、素晴らしいアニメを作り上げた美術監督、井岡雅宏さんの画集。
 
 
愛蔵本ですハート
 
 
 
(↑本の下部分には帯をかけています)
 
『「赤毛のアン」や「ハイジ」のいた風景
井岡雅宏画集 』
スタジオジブリ責任編集
徳間書店

 

井岡さんは、皆さんが一度は目にしたことのあるアニメの、背景や美術を担当された画家です。

誠に残念ながら、1985年に44歳という若さでこの世を去りました。

 

この画集には、主なアニメの美術ボードやフィルム、高畑勲監督、宮崎駿監督をはじめ、共に仕事をしたことのある、土田勇(美術監督)、阿部泰三郎(美術監督)、保田道世(ジブリ色彩設計)、松土隆二(テレビアニメプロデューサー)各氏の、エピソード満載のインタビューが載っています。求められるものを追求し、他の追随を許さないほどに感性豊かに描ききる井岡さんの仕事ぶりには驚かされます。

 

高畑勲、宮崎駿両監督との出会いは、1968年「太陽の王子ホルスの大冒険」までさかのぼります。その後、「アルプスのハイジ」で再び三人は出会い、あの名作アニメが誕生しました。

 

 

↓帯、裏です。美術監督として関わった作品が掲載されています。

 
 
ラスカルラスカル、フローネ、アンネットの三作品は、アニメの世界の設計図ともいえる美術・設定の一部が紹介されています。緻密ななタッチの絵に、「こんなところまで描いているんだ!」と感動させられます。
 
私は、子供時代はもちろん世界名作劇場を見ていますし、大人になってからも、ハイジ、アン、ラスカル、フローネは再放送などで何度か見返しました。ラスカルの美術設定の絵は、家の間取りや小物まで細かく描かれていて、それはもう、ため息が出ます。
 
中でも、高畑、宮崎両監督がインタビューで絶賛しているのが、「赤毛のアン」「草原の少女ローラ」の背景です。
(ローラに関しては絵がみつからず、本書では簡単な紹介のみ)
 
 
他に、さかのぼりますと、
 
魔法使いサリー
太陽の王子ホルスの大冒険
ゲゲゲの鬼太郎
ムーミン(1969年制作)
ルパン三世(1971~1972年)
山ねずみロッキーチャック
 
などに背景や美術担当で参加されています。
当時はほとんど手作業でしょうから大変な労力ですね。
 
「赤毛のアン」をご覧になった方は覚えておられることでしょう。
第一話で、アンがブライトリバーの駅に着いて桜の木をみる名シーン。そして、アンの世界に欠かせない美しい「きらめきの湖」キラキラ
それらの誕生秘話も語られています。
 
井岡さんと一緒にお仕事された方のエピソードを読むと、一生懸命絵を描いてアニメを追求し、少し生き急がれた感じも受けました。
真摯に作品世界と向き合い、自分より、スタッフやまわりの方をなにより大切にするお人柄だったようです。
 
私たちは美しい風景に満ちたアニメーションを見ることができて幸せですねキラキラキラキラ
 
 
お馴染みのオープニング♪

このわずか一分ほどの映像の中にも、アルプスの清涼でダイナミックな風景が広がります。

 

 

 

 

ハイジの公式HP↓
 
 
 
ジブリ関連のご紹介、もうしばらく続く予定です。
よろしくお付き合いいただけましたら幸いです(^_^)
 
 
 
気分を変えて、部屋の飾りも春らしく模様替え。
セリアで購入したグリーン雑貨です。
 
 
 
木箱に入れてみました。箱庭風。
というか、突っ込んだだけ(笑)
インテリアのセンスないなあ (^▽^;)
 
 
 
ま、いいか~、で飾ってみます。
横のスプレーボトルも100均。
最近の100均はおされ♡ですね。
完成☆カンタン(笑)
 
 
 
 
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今日も読んでくださってありがとうございました。
クローバーよい一日になりますようにクローバー
 
 
 
 
 
 
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おまけのコーナー

 

漫画「響(ひびき)」8巻が届きました。

7巻までしか読んでなかったので注文。

1月発売でした。

 

 

めっちゃ楽しいマンガみっけ!☆「響~小説家になる方法」

 

 

 
 
芥川賞と直木賞をW受賞の高校生ってすごすぎ…Σ(・ω・ノ)ノ! 
すべてにおいて驚かされますが、芯が通っている響はカッコイイです。
 
6巻43話。
自殺しようとした芥川賞候補者の山本に、電車が迫りくる踏切の中から響が話しかけるシーン。突進してくる集団王蟲の前に立ちはだかるナウシカを思い出しました。
(なんか、ムリやりのジブリつながり(^_^;) いやいや、ほんとにそう思った次第です)
 
響、映画化するらしいです!
2018年秋公開予定☆

主人公の響は欅坂46の平手友梨奈さんが演じるのだとか。
 
映画化、楽しみです(≡^∇^≡)