コンにちは。

 

 

よい週末をお過ごしでしょうか。

 

ご訪問ありがとうございます流れ星
いつも皆さまと、魅力的な数々の本に支えられ続けております
 
 
そんな本の中から幻想的なこの一冊本不思議
イマジネーションをかきたてられますよキラキラ
 
モーリス・センダック以来の最も才能豊かなアメリカの絵本アーティストと評されているオールズバーグの絵本。
彼は色彩の魔術師。
神秘的なパステル画もありますが、本書は白黒による描写のみです。

 

 
 
「ハリス・バーディックの謎」
文・絵 クリス・バン・オールズバーグ
訳 村上春樹
河出書房新社
 
「七月の奇妙な日」「ヴェニスに消えた」「ハープ」」「三階のベッドルーム」…
14枚の絵画に題名と短い説明文が添えられた絵本です。
眺めていると不思議なストーリーが生まれそうです。
 
たとえば、「リンデン氏の書棚」という絵では、女の子がベッドでうたた寝しています。
読書中だったのでしょう、手元の本は開いたまま…。
でも、その本の中から植物が伸びてきているのです!
その絵の説明文は、こうです。
 
「彼はその本について、女の子にちゃんと注意を与えたのだ。でももう遅い。」
さてさて、少女の運命は…。

 

「まさか、そのつる草もどき、部屋中に伸びてくんじゃないでしょうね!?」って思ってしまいます( ̄□ ̄;)!!

 

どの絵もそんな風で、まるでお話の中の挿絵のようです。
幻想的な一枚一枚の絵を見ているだけで楽しいですむらさき音符音符
ダリなどシュールレアリズムの画家の絵を見た時に受ける印象に似ています。
 
ちなみにオールズバーグはファンタジー映画「ジュマンジ」(※1)の原作本の作者です。
それから、この本、それぞれの絵に添えられた説明文が素敵と思ったら、
村上春樹さんが訳されています。ヘ(゚∀゚*)ノ

 

他に、こちらの本もあります。
色付きです。
オールズバーグはこの本でアメリカのコールデコット章(※2)を受章しています。

 

 

 

 
こういう幻想的な本、ワクワクします♪
。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

今日のUFOキャッチャー戦利品(笑)

キツネさん♡かわゆい♡

 

それでは、また。 (*^ー^)ノ

 

 

 

 

 
(※1) 1995年の映画。魔法のボードゲームの世界が本当に起きるストーリー。 
(※2)アメリカ児童図書館協会が、アメリカで毎年授与している賞。
    その年に出版された最も優れた子供向け絵本に与えられる。
 
 
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