今朝起きて、ニュースを観てたら・・

中国と韓国での暴動がすごいことになってる。

反日デモが盛んに行われてて、現地に住む日本人は注意してくださいって。

ああいう反日デモをテレビで観てると、まるで中国や韓国全体が日本に対して敵意を抱いてて、何て嫌な国なんだって思えてくることもあると思う。

でも、これは私の勝手な推測だけど、ああいう大題的に取り上げられてるような反日活動をしている人っていうのは、ごく一部なんじゃないかな・・？って。

日本にだって、過激派もいるわけだけど、日本全体がそうだってわけでもないし。

ただ、暴動は目立つしメディアにも取り上げられやすいから、これが今の中国、韓国の現状ですなんて感じで報道されることもあるんじゃないかなって。

今は情報化社会で、あっちからもこっちからも色々な情報がひっきりなしに流れ込んでくる時代。

あまりにも情報量が多くて、何が真実なのか？

それも分からなくなるくらい。

だから、一部報道を観て聞いて、それが全てだとか、それが正しいとか、そのまま鵜呑みにしてしまうんじゃないくて、複雑怪奇な情報の中からいかに真実を見抜くか、そのための鋭い視点・冷静な目が必要でもあるんだな～と思う。

情報に惑わされない、賢明な判断も。

そういえば、私がワーキングホリデーでオーストラリアに滞在していた時、同じアジアから来てる人が多くてびっくりしたこともあった。

特に多かったのが、日本人をはじめ、韓国人、中国人。

見た目はほとんど私たちと変わらないから、私も「ニーハオ」なんて声をかけられたこともありました。

街の至る所に韓国料理店や中国料理店があって、私もよく友達と食べに行ったり。

国は違っても、やっぱり同じアジアということなのか、味付けの趣向が似ててすごくおいしかったんです。

語学学校でも韓国人の友達もできたり、シェアハウスで一緒に暮らしたり。

当時出逢った韓国人の友達は、本当に好意的でした。

ただ、台湾人の友達と一緒にいた中国人の女の子が、私が日本人だと知ると怪訝な顔をして、あまり良くは思っていないんだなっていうのは感じてた。

過去の歴史に日本がアジア各国にしてきたことが時の経過と共に全てゆるされることではないと思うけれど、戦争を知らない時代に生まれた私にとっては、すごく悲しいことでした。

過去の悲惨なできごとを教訓として忘れないことも大切かもしれないけれど・・

いつまでも過去に縛られて生きていては、いつまでたっても明るい未来なんて見えてこないんじゃないかって思う。

私たちが生きられるのは、「今」であり、「これから」なのだから。

私自身、海外にいた時にこれは明らかに差別だな～と思うことをされたし、そういう場面を見たり、また聞いたりもしました。

バスの運転手さんに降りたい場所を説明してもまるで聞く耳もたず・・で、結局途中で降ろされたり。

半べそかきながら重い荷物を持って１人歩いていたこともありました。

日本人の友達の中には、いきなり生卵を投げつけられた子もいたり。

そういうことは、悲しいけれど、日常茶飯事で起きているのも事実。

私は今、日本という国に住んでいるけれど、外国人が日本で暮らしてるのを見ると、すごいなって思うし応援したくなる。

だって、自分が生まれ育った地を離れ、遠い異国の地で暮らすっていうのは、本当はすごく大変なことだから。

だから、温かく見守ってあげたいって思う。

国は違っても、同じ人間なんだもの。

私も、差別されて悲しいこともあったけど、ほとんどの人はすごく優しくて温かく迎い入れてくれたから。

私も、そんな大多数の中の１人として「温かい眼差し」を向けてあげたいなって思う。

同じ人間だもの