昨夏、コンバージョン手術を無事成功裏に終えたかに思えた妻が先2月に多数再発、腹膜播種確認で消化器外科から腫瘍内科に転科。化学療法中心の治療に移行するハズが腫瘍内科初診日にいきなり緩和ケアに移行するという事態になったのが今月入ってすぐのこと。

 

 

その後の状況を簡単に記しておこうと思います。

 

●妻のサポート体制

  • 3月1週目、大学病院腫瘍内科主治医の強い勧めで直ちに介護保険2号申請。現在審査結果待ち中。
  • 大学病院だと通院や待ち時間で無駄な消耗をする&容態急変に対応できるよう、訪問診療と訪問介護の手配。在宅中心緩和ケアに移行。いずれも今月2週目より基本週1ペースで契約。
  • 就寝時、水平で寝ると腹膜播種からの腹膜炎&腸管浮腫等による腹部膨満のため非常に辛い(水平になることで肺が圧迫されて呼吸が浅くなる)ということで、介護申請結果が未だ出ていないけど みなし で介護ベッドを導入。就寝時、上体を少し起こす(角度で8度ぐらい)ことで相当楽になるとのこと。よかった。
  • 従来の処方薬に追加で、経口モルヒネであるオプソ内服液(5mg)、腸管閉塞による経口摂取困難時に備え、アンペック坐剤、カロナール座薬、その他吐き気止め座薬等々、いままで見たことのない薬が処方される。
  • 腹部の苦痛というか、膨満感が気になり寝入りが悪いと訴えたところ、睡眠導入剤(ゾルピデム酒石酸塩)が処方に追加。

訪問診療の医療スタッフのみなさんも、訪問介護の看護師さんたちも、みなほんとうに親身になってくれてとても心強く安心して在宅緩和ケア暮らしが出来ております。
 

●妻の状態

 

ひとつ前の記事でも書きましたが、腹膜播種が原因と思われる腹部膨満が顕著で、生活するにおいての苦痛はほぼほぼこれに集約されております。

腫瘍内科初診日の診断では腸管狭窄によるガス滞留による膨満が主要因でしたがその後状態が変化し、最近は腹膜炎による腹膜膨潤と腸管膨潤、腹水滞留が主要因のようです。

先週の訪問診療時に腹水がかなり溜まってきたということで急遽、お腹に針を刺して腹水を3リットルほど抜きました。

抜いた後はとても快適になったようで動きも身軽になりましたが、ここに来てまた少しずつ溜まっている感があり、次回訪問診療時にまた抜いてもらう感じかな。

腹部膨満による苦痛でなかなか寝付けず、睡眠も常時浅く寝起きもすっきりしないと苦しんでいた妻ですが、寝る前にオプソ内服液1包と睡眠導入剤を服用して布団に入ることで、驚くほどよく眠るようになりました。
寝起きもすっきり快適で睡眠の質が大幅に改善され、介護ベッド効果と相まってとてもよい感じです。

この、お腹が大きすぎること以外は本当に目立ってなにか症状があるわけでなく、今も家事炊事洗濯と、8割方は熟してます。特に炊事は、本人は食べられないのにいつもきちんと作ってくれるので、本当に申し訳ない思いです。
ムリして作らないでいいって言うのですが、少しでもいつもの暮らしを維持したいという思いがあるのでしょう。動けるうちは動いたほうがいいと私も思うので、本人の意思を尊重しております。

 

介護ベッド入ったりモルヒネ飲んだりと、これだけ読むと結構重度な雰囲気漂いますが基本的には明るく前向きに生活しております。

今でも友たちとお茶会したり、花見の計画立てたりと、出かける気満々な妻です。歩くのは相当しんどくなってきたので会場までは私が車で送迎ですが。

今日は推しが主演の映画を娘と見に行くとかで、映画館直近まで車で送迎係です。


●余談

 

主食がエンシュア、たまにウイダーinとかコンソメスープ濾したものとか飲んでいる妻ですが、やはり当然ですが飽きてきます。

なのでたまに私が、ほんの少しだけ手の込んだ低残渣スープを作るとこれが案外好評です。

今まで作ったスープで好評だったもの2点ご紹介。

  • 牛ひき肉のコンソメスープ

    これが一番好評でした。

     

    用意するもの:固形コンソメ2コ、国産牛ひき肉200g(なるべく脂身の少ない赤いヤツ)、玉ねぎ1/2コ、人参適当、卵白(卵1コ分)、ローリエの葉っぱ1枚。

     

    市販の固形コンソメを標準量使って600mlのベーススープを用意します(1コ300ml推奨だったので2コ)。

    牛ひき肉、適当に細かく刻んだ玉ねぎ、人参を鍋に入れ、卵白を加えて手でよ~くこねます。

    具材がぐちゃぐちゃに混ざった鍋の中に、冷たい状態(これ重要)のベーススープを入れてお箸でよくかき混ぜ、ひき肉をスープ内に分散させます。弱火でじっくり加温し、沸騰するまで適宜、お箸でよくかき混ぜます。

    沸騰の気配を感じたらそれ以後は絶対にかき混ぜてはイケマセン。超弱火にして鍋蓋してさらに30分~1時間ほど煮ます。

    これを出汁を濾せるキッチンペーパーで濾して、出来上がり。

    キッチンペーパーに捕獲された出汁殻は、食べられますけど正直あんま旨くない。けど栄養素はまだまだあるハズなので捨てるのはもったいない。卵白を得たときに取り出した卵黄をこの出汁殻に混ぜ、炒めてケチャップで味付けしてビールのおつまみになる感じでした。


  • ベーコンコンソメスープ

    牛ひき肉のスープは旨かったのですがちょっと手間が大変だったので少し手抜きしてみました ^^)

     

    用意するもの:固形コンソメ1コ、そのへんで売ってるベーコン4~5枚、玉ねぎ1/2コ、人参適当、ローリエの葉っぱ1枚。

     

    市販の固形コンソメを標準量の半分ちょい使って500mlのベーススープを用意します(1コ300ml推奨だったので1コで500mlにした)。ベーコン自体に塩味があるので、コンソメは控え目に。

    鍋に入れた冷たい状態(これ重要)のベーススープに、ベーコン、刻んだ玉ねぎ、刻んだ人参、ローリエの葉っぱを入れて弱火でじっくり加温し、沸騰したら超弱火にして鍋蓋してさらに15分ぐらい煮ます。

    これを出汁を濾せるキッチンペーパーで濾して、出来上がり。

    牛ひき肉のコンソメスープの牛肉をベーコンにしただけです。ベーコンはそれ自体に塩味があるので、コンソメは1コにしてみましたが、薄味だと思ったら塩追加で。

    ベーコンはあんま煮詰めないでも味が染み出てくるようなので、煮るのは15分ぐらいで止めたのですが時間があればもっとじっくり煮てもいいかもしれません。

    出汁殻はもったいないので炒めたりケチャップかけたりと、適当に処理して食べましょう ^^)

 

今度は海鮮系で、ブイヤベースを作ってみようかと画策中です。