私は数学を教えています。


高校生だと、

進路によっては数学要らない子もいます。


その場合は、学校の定期テスト対策のみ。




でも、国公立大学志望だったり

受験に数学が必要な子もいます。



国語と違って

数学は勉強しなかったら点数にはなりません。

如実に結果に表れるのが数学です。



計算できれば点数になる、なんてのは

定期テストまでで


入試では少なからず知識が必要になります。


そして、文系の子にとっては

それがめちゃくちゃ多く感じるようです。


不安や苦手意識から

数学を沢山演習してくる子もいます。



めっちゃ頑張ってるな〜。

これなら間に合うかな〜。



なんて思っていた教え子(高3)に

先日、共通テストの今の出来を聞いたら


理社が全然点数とれてなくて

Σ(゚д゚;)びっくりしました。



え?こんなに数学やってるけど、

もしかして、


他教科はやってなかったのぉ??




これがホントにびっくりさせられる事で


国公立大学志望なんだから

当然、他教科も満遍なくやってくれていると

思っていたのに


もう、びっくりするくらい

やってなかった(・ω<) テヘペロ


夏休み前に確認して本っ当に良かった。




というわけで、

期末テストも終わったこのタイミングで

夏休みの勉強について確認。



1日にできる学習時間を考えて

各教科、何分ずつ配分する? 

毎日やる教科と

一日おきにやる教科と

じゃあ、この教科では何をするつもり?

問題集?教科書?あるいは過去問?


などなど、

実際にやる事を想定してもらいながら

どの問題集をどのくらいのペースでやるか

まで、具体的に決めてもらいます。


そして、これを


夏休み前の20日までで1回実施

してもらいます。


なぜかというと、

いきなりおっきな目標と

無茶な計画を立てて

結局、夏休みに予定したよりできないまま終わる

というパターンが多いからです。


まずはプレ期間を作ってやってみる。


実際やってみると

教科によっては

もっとできたなとか

これは無理だったとか

バラついた結果が出ます。


それを元に

本命の夏休みの

学習計画を立てます。



今回、この20日チャレンジをするにあたって

数学のこの問題集をやります、って言うので、


「じゃあ、20で割ったら一日何問やればいいの?」

と聞いてみたら、

「1日40問です…」

と言うので、無理だね、って話して、


「この問題集は基礎問題もあるから

B問題だけに絞って取り組んだら?」

「1日20問くらいかな」


「それだって大変だけど、

出来そうな量にはなったね」


共通テストは時間が足りないとみんな言うので

早く解く事も意識して取り組むように、

と指示。


まずはこれを

他教科も含めてやってもらいます。






これは大人にも有効です。


資格試験があったとして、

試験までの期日いっぱいかけて

問題集を1回解くくらいでは

受かりません。


期日の半分までに1周する

そのためには何ページあるから

一日あたり何ページやればいいか


そこまできちんと考えて行動しないと

結局、間に合わない&受からない

という事になります。



なんとなく全部大事に見えるから

全部やらなくちゃ💦


と言っていると終わりません。


難易度や必要な情報かを

よく見極めて取り組む事で

効率よく学習したいものです。