少し前に、病院から「遺伝子検査を受けたいですか?」と聞かれた。

 

つまり私が罹患した乳癌が、遺伝によるものかどうかを調べるもの。

 

(乳癌の約10%くらいは、遺伝によるものらしい。)

 

この検査は本人が望まなければ勿論する必要はない。

 

NHS(イギリスの国民医療)では、癌を罹患した人全員が遺伝子検査を受けれる訳ではなく、

 

一定の条件を満たしていないと無料で受けることはできないらしいが、

 

私はどうやらその条件を満たしていたようで、

 

「希望するなら受けれますよ」っと。

 

説明してくれたところによると、遺伝子検査を受けるにもメリットとデメリットがあり、

 

人によっては、遺伝子検査を望まない人もいるとの事。

 

(メリット)

①もし自分の乳癌が遺伝性のものであると判定された場合は、癌になっていない反対側の乳房の予防的切除や、卵巣・卵管切除などにより、新たな乳癌や卵巣癌を防ぐことができる。

②上記のような切除はしないにしても、検査をマメに行う等して予防や早期発見の対策が取れる。

 

      

(デメリット)

①自分の将来に対する不安を生じると共に、家族も不安にさせる可能性がある。

 

確かにどちらも頷けるな。。

 

でも考えた結果、私はデメリットよりもメリットの方が勝ると感じたので、遺伝子検査を希望することにした。

 

遺伝子検査というと、血液や、唾液、口腔粘膜などを採取するが、私の場合は唾液での検査だった。

 

唾液を採取したあと検査キットを指定のラボに送付するだけ、っという至って簡単なものでした。

 

結果がでるまでには、約6週間ほどかかるらしい。