1.ちょっと待ってよ、マグダレーノ! (Echa el freno, magdaleno)
スペイン人なら誰でも聞いたことがある、伝説のフレーズ「ちょっと待ってよ、マグダレーノ」。
このフレーズは、「そんなに急がないで」や「無理しないで」という意味でよく使われていました。
1990年代のドラマや映画のコメディシーンでよく登場し、多くの人に親しまれていました。
2.ダブティ / ダブテン(Dabuti / Dabuten)
1990年代によく使われていた言葉に「ダブティ」や「ダブテン」があります。これは、「最高!」とか「すごく良かった!」という意味で使われていました。例えば、「昨日東京に行ったけど、ダブテンだったよ」という感じです。
3.どうしたんだよ、トロンコ? (¿Que pasa tronco?)
90年代によく使われていたフレーズの中で特に有名なのが「¿Qué pasa, tronco?」です。
これは友達や仲間に会ったときの挨拶で、「元気?」という意味合いで使われていました。
今ではあまり使われなくなり、現代の社会ではほとんど忘れられています。
4.じゃあね、ルーカス (Hasta luego Lucas)
1990年代のスペインで「Hasta luego, Lucas」は単なる流行語や伝説のフレーズではなく、まさに“エピックな言葉”でした。
この言葉には悲しい背景と由来があります。初めてこの表現を使ったのは、スペインのテレビ界で「チキート・デ・ラ・カルサダ」として知られるコメディアン、グレゴリオ・エステバン・サンチェス・フェルナンデスでした。
彼の2017年の逝去は多くの人々に衝撃を与えましたが、「Hasta luego, Lucas」以外にも、「テ・ダス・クエン」「フィストロ・ペカドール」「トルペド!」「アル・アタケール」「ボナンザから来る七頭の馬」など、彼独特のユーモアあふれる表現を私たちに残しました。
5.気をつけて!(Al Loro)
このまとめで最後に紹介するフレーズは、もっと古い歴史的な背景を持つクラシックな言葉です。
スペイン内戦中、ファシストのイタリア兵と戦うスペイン軍の上官たちが、兵士たちに注意を促すために使っていました。
その後、1990年代のスペインの一般の人々の間でも、よく使われる日常的な言葉になりました。