ここは欧州各国の多くのチャンネルがあり、毎夜 それなりに何か映画が観れますが
週末は特に有名な作品が続きます。

何かと慌しく、映画でもDVDでも、時間を設けるぞ!と意識してないと
あっという間に何ヶ月も何も観てなかった・・という事になりがち。

意識して、彼と、今夜は映画&DVDの夜にするって。
たまたまやってたのがこれ

もう大分古い映画かもしれませんが・・ ディカプリオ&トム ハンクスの、Catch me if you can

原作は〝世界をだました男〟



~ 以下、ネタばれを含む、超私的見解です。笑


1960年代に起きた実話を元に映画化された作品だそうです。

まず印象は、ドリームワークス&スピルバーグ製作というのが頷ける、随所にアンリアリスティックなファンタジーを感じさせる脚色があり
サスペンスでもアクションでもない、軽快に進んでいくストーリーだと思いました。


ディカプリオ演じる主人公・ 天才詐欺師フランクが10代の頃 数年に渡って犯した詐欺と、彼を追い詰めるトムハンクス演じるFBI捜査官

実は私は隠れディカプリオファンでして・・
何がいいって、オトナに成長した今でも少年の名残があるというか、オトナになりきれないあどけなさがあるというか。

なので↑主人公フランクが高校生の頃に働いた詐欺という事で、当時29歳のレオが16歳を演じるのってどうなの?と思いましたが、彼が持つ少年っぽい雰囲気&演技で、何の違和感もなく観れました

彼が一番最初に変身(?)するのはパイロットですが、当時はパイロットが皆の羨望、花形の職業だったコトが分かりました。
他、医者や、弁護士など、次々になりすましていきます
1960年代の話なので、今このハイテクの時代からは考えられないような、シンプルなやり方でどんどん詐欺を働いていくのですが、

その都度 所々で、イケメンっぷりも手伝って女性とも関係を持ち(ホントに10代の高校生がそんなだったの?!笑)

んもぅ~ やりたい放題。笑


が。私的には、天才詐欺師たるもの? お仕事(て。詐欺だけど)も女もお手の物じゃなきゃねって。笑

観ていて、大変 気持ちよかったです~~



$*saint privat




映画は60年代の設定なので、アメリカの街の光景、衣装など、
当時の活気あった、大らかな時代だったコトがうかがい知れます。


一番最初は、年を誤魔化しただけでは、偽造小切手は通用しなかったものが
パイロットのユニフォームに身を包んだ途端、人々の信用を得て、偽造小切手で大枚を手に入れるコトができます。
他、医者、弁護士など、そういった職業になりすまして詐欺がまかり通ったというのは、
人々が、名誉ある職業名に弱い、ある意味 アメリカ社会への皮肉も描かれていたのでは?と思いました



$*saint privat




天才詐欺師と呼ばれた男といえど・・・ ファザコンの可愛い10代の男の子

ミルクを欲しがったり

トムハンクスのエクレアに執着したり。笑

クリスマスの夜、ママに会いに行って、ママの新しい家庭を目の当たりにして余計にさびしくなって泣いてしまうところなど、あどけなくて。。可愛くて~ ディカプリオの十八番の役柄じゃないかと思いました。

この当時 ギャング オブ ニューヨークとこの映画で、レオはこちらの映画の方でアカデミー主演男優賞にノミネートされていたというのが納得

ギャング↑の方もとっても頑張っていたけども、レオにはこちらの少年役の方が当たりかなと思いました。



主人公の家庭の問題&ファザコンで、寂しそうなレオも垣間見えますが
↑追われて・・追い詰めて・・と、やってるうちに、友情とも父性愛とも何とも言えない情がトムハンクス演じる敏腕FBIの中に沸き起こり・・
二人の間には奇妙な情が・・
クライマックスは、↑彼のクレバーっぷりを買われ、FBIで働くコトとなるんですねっ

トムとの間にじわじわと生まれる奇妙な情・関係のお陰で、家族の問題を抱える可哀想な男の子というイメージが軽減され、軽いタッチ(映画自体は長いのですが)に仕上がってると思います。


重くなく、ただただ楽しめる映画だと思います。

~特に、隠れレオファンには必見かも。笑



皆様も、秋の夜長にどうぞですか?笑




ポッチンして下さると嬉しいですはーと*りぼん

にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


励みになります、いつも有難うございますはーと*