ブログネタ:死刑について考えてみる 参加中
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在外でも日本のネットNewsはできるだけくまなく追ぅようにしてるのですが(全てを深くは追えませんが。(><;) 先月末 山口県光市の母子殺害事件の高裁判決は死刑判決となったようですね、、

ネットNewsに興味深い一説がありました。

↓以下 抜粋

ある刑罰が残虐であるかどうかは国民の感情によって定まる。

裁判官は、専門家が考える「量刑の適正」だけでなく、国民が考える「何が適正な刑罰か」と照らし合わせる必要がある(←裁判員制度を始める理由の一つと言われてます。)

↑この事から今回の判決は世論が追い風となった気がします。


先進国の中では死刑制度があるのは米国と日本だけだそうですが、
うちの場合、旦那さんは、裁判官が判決を下すまでの過程において、事件の証拠を提示して競い合う職業の人なので、もしここスイスの量刑に死刑制度があったらと想定すると、判決によっては被告側(或いは被害者側)から逆恨みされる可能性が少なくないのではないか? そうなった時に家族の身辺の保護は保障されるのだろうか?など、旦那さんが引き受けるケースの内容によっては家族にとっては死活問題になりそうです。

彼のバックグラウンドはITですが、
企業の法務を目指すか、
スイスの鉄壁プライベートバンク筋の裕福層の顧問を目指すか、
民事を目指すか・・
Etc..

まだ確かな方向性は定まってはいないものの・・

研修中の今、彼のハートにストライク!なのは民事らしいのです。
(対 組織ではなく、対 人で、手助けをしたいそうです。)

民事なら、現実↑その手の事件を引き受ける事もありうるワケです・・

(被害者側に立って)
ここでの一番重い量刑は懲役10~マックス20年(←更生の余地があると判断された場合。日本の無期懲役で18年で出所するシステムと変わりませんね・・)との事です、、
これはまだ新しい法律らしいのですが、
服役中の精神鑑定によって、被告が更生される見通しがないと判断された場合、生涯二度と出所できない檻のような・・一見病院風の機関に投獄されるようです。

日本で終身刑となりながら現実18年の服役で出所できるシステムを思うと、死刑制度廃止と唱える動きもあるなら←それに代わる量刑があるのかと漠然と思いました。