ブラジル国家を形成する「3大人種(黒人、白人、インディオ)」の一つを祝う「黒人の日」の11月20日午前、聖市のセー大聖堂にはアフリカの歌声が響きました。
ミナス州のキロンボ・カシンブーからきたアルカンタラ聖歌隊は、かろやかに身体を揺らし踊るように歌います。一見して黒光りする顔ばかりが胸を張って、ずらり40人ほど正面階段に並ぶと、実に壮観です。
まず黒檀のような見事な肌の指揮の男性が「遙か昔に海を渡った祖先に」と語ると、腹の底から響く太い声で独唱を始め、続いて聖歌隊がクラシック音楽のようにゆっくりとした荘厳な和音を唱和しました。
途中から早い曲調に変わるとジャズ風ピアノやアフリカ伝来のサンバ風打楽器が伴奏に加わり、北米のゴスペルとも違う、アフリカでもない、黒人逃亡奴隷の隠れ里を起源とするコムニダーデならではのブラジル的旋律にかわりました。
楽しそうに歌う、自らの文化に誇りを持った表情が、なんかまぶしいなと思いました。ちなみに写真の手前の絵は、バイーア州の奥深くに逃亡奴隷共同体を作った伝説の人物ズンビーです。
ちょっと厳粛な気持ちになって大聖堂を出たら、道ばたで同じ色の肌を持つ路上生活者が、死んだように寝ていました・・・。(深)

ミナス州のキロンボ・カシンブーからきたアルカンタラ聖歌隊は、かろやかに身体を揺らし踊るように歌います。一見して黒光りする顔ばかりが胸を張って、ずらり40人ほど正面階段に並ぶと、実に壮観です。
まず黒檀のような見事な肌の指揮の男性が「遙か昔に海を渡った祖先に」と語ると、腹の底から響く太い声で独唱を始め、続いて聖歌隊がクラシック音楽のようにゆっくりとした荘厳な和音を唱和しました。
途中から早い曲調に変わるとジャズ風ピアノやアフリカ伝来のサンバ風打楽器が伴奏に加わり、北米のゴスペルとも違う、アフリカでもない、黒人逃亡奴隷の隠れ里を起源とするコムニダーデならではのブラジル的旋律にかわりました。
楽しそうに歌う、自らの文化に誇りを持った表情が、なんかまぶしいなと思いました。ちなみに写真の手前の絵は、バイーア州の奥深くに逃亡奴隷共同体を作った伝説の人物ズンビーです。
ちょっと厳粛な気持ちになって大聖堂を出たら、道ばたで同じ色の肌を持つ路上生活者が、死んだように寝ていました・・・。(深)


