中国・四川省で起きたマグニチュード(M)7.8の大地震の被害は想像を絶する。中国は世界の直下型地震の3分の1が集中する地震多発国にもかかわらず、経済発展を優先させ、震災対策を怠ってきた共産党政権の“人災”だ、との声も出ている。

1976年には河北省で24万人が死亡し、20世紀最悪の被害をもたらした唐山地震が起きたのをはじめ、震源地周辺では33年にもM7.5の地震があり、9000人以上が死亡している。しかし、北京や上海の一部高層建物を除いて震災対策はゼロに等しい。

米国マイアミのハリケーン、ミャンマーのサイクロン被害にしろ、今回の大惨事といい、近年、超弩級の自然災害が世界中で発生する等、ガイア地球が悲鳴をあげている様だ。幸い、「パラグアイは安定岩盤の上だから地震がない」と日本の地質学者が、かって太鼓判を押してくれた。

しかし、同じく地震がない国とされてきたブラジルも過去何度か大きな地震が起きており、今年4月、聖州沖を震源とする地震がありモジ市等で断水被害があった。そして、チリのチャイテン山でも数千年振りと言われる大噴火が起き、周辺住民5千人が避難生活を強いられている。

年間13万回も地震が発生し、東京は世界主要50都市で最も災害危険度が高い地震大国日本の場合、都市密度がはるかに高く、住宅密集地を火元とする大火災や、地下街の崩壊など複雑な都市構造によって死亡の危険度は高まり、実際の死者が10万人になるという予想もでている。

何れにしても今回の中国大地震は今年初めの大寒波、チベット騒乱、世界中で巻き起こった聖火リレーへの妨害等々、北京五輪開催を前に中国に与えたダメージは計り知れない。既に内から自粛を求める声も挙がっている。

超大国アメリカの衰退に代わり新たな巨大市場に変貌しつつあった中国だが、今回の地震は中国バブル崩壊の引き金となり、世界経済にさらなる暗雲をもたらせるのだろうか?


2007年の輸出金額34億8千300万ドルのうち24億7千200万ドル(71%)が食糧/飲料製品
今年で4回目となる「FABE」(食品と飲料品の販売促進展示会)がホテル・シェラトンで21、22、23日の3日間、行われる。
Paraguay Vende(パラグアイ経済発展のため米国国際開発庁・USAIDのプログラム)はFABEの専門指導を4年連続行い、生産者の商品を知ってもらい、市場拡大を目的としている。

パラグアイの主な生産/輸出品は果樹類(12億3千700万ドル)、動植物油脂(4億400万ドル)、穀物(3億8千400万ドル)、肉(3億7千900万ドル)。
大豆と牛肉が輸出量では主役だが、植物油分野ではゴマが今年8千万ドルの収入で小規模農家に一番利益を与えた部門になる。他に成長有力な油性ではcanolaとtartagoがある。

肉部門(牛、豚、鶏)では3億7千900万ドル、その内、魚が100万ドル程の収入があった。豚、鶏、魚等もパラグアイにとって、まだこれ以上のチャンスがある、とParaguay Vendeのペンネル氏が述べた。また、同氏は、FABEでは豚、鶏、魚肉等の商品化へのセミナーを22日20時に行う予定である、と述べ、参加を促した。参加するには登録が必要「www.fave.com.py」。

乳製品では2007年度340万ドル、果物290万ドル、野菜180万ドルの輸出。
コーヒー、ティー、ジェルバ・マテ、薬味類は140万ドル、飲料品(ジュースやアルコール飲料)は110万ドル。

大手企業だけでなく、世界マーケットに輸出して成功しているゴマの例のように小規模でも新しいビジネスチャンスがある。

オーガニック商品の可能性
2007年にオーガニック商品では2千270万ドルの輸出をした。砂糖のトータル輸出は3千600万ドルの内、米国やヨーロッパ向けのオーガニック砂糖が2千200万ドル。オーガニック商品では未だ少数だがステビア、ゴマ、ハーブ、ジェルバ・マテ等も含まれている。

4~5年のうちにパラグアイ産のオーガニック製品が大幅に増えれば収益性の高い世界的なオーガニックの需要にもっと応えられる、とペンネル氏が述べた。


 
 TVで「公明正大、汚職根絶!」を約束するフランコ次期副大統領。
「結構、良い人そうじゃん…」テレビインタビューを見ていた社内の女性軍…。
政治家の公約が守られた試しがないのは洋の東西皆同じ。
61年もの長きに渡って当国に君臨してきた赤党に代わって青党主体の政権が誕生する。

ルーゴ新大統領は神父さんだったから政治のことは全くの素人。代わって実質的に政権を牛耳ると見られている青党のフランコ次期副大統領…。とは言え、パラグアイの変革を予感させる新大統領の誕生だ。巷でのルーゴ新大統領の評判は、結構良いようだ。

赤党員たちも変わり身早く赤シャツから青シャツに着替えるなど新政権すり寄りにしたたかさを見せている。
赤党敗因の大きな要因は偏にニカノル大統領のゴリ押しに尽きる。
カスティグリオニだったら勝っていたのに、と歯がみする声が赤党員の間で多い。

しかし、赤党内の政権たらい回しでは、なかなか真の改革は出来ない。政権内部は勿論だが、各種公団や関係機関の要職は全て赤党員で占められているからだ。
“赤党員にあらずば人にあらず”という驕りの風潮は全国津々浦々の末端にまで浸透していた。

つまり、今回の赤党の敗因はどこかの国の与党同様、長年に渡り政権の座にあぐらをかいてきた与党ボケだろう。政権交代の影響は早くもメディアでイタイプ発電所のブラジルとの不平等契約への実態キャンペーンとして現れている。

本来ならパラグアイは中東の産油国同様、電力大国として左うちわで豊かな国となれたのだが、イタイプ発電所完成時(73年)のブラジルとの契約で時の政権が自分たちの懐を肥やすことに汲々として国民を顧みない契約を締結したことが原因だ。

僅か600万人余の国民を養うのにイタイプとヤシレタ発電所の2つのロイヤリティーが正規の値段でブラジル、アルゼンチンから支払われたら十分おつりが出る。
宗教者ルーゴ新大統領が使命を全うされますようにアーメン!