若き強い弁護士

亡き祖母が生前、常日頃言っていたことがある。

「いい医者といい弁護士がいれば安泰…」
だと。


個人事務所であるゆえ、不合理や矛盾が生じたり、精神的苦痛や営業妨害など対処しなければならない時が必ずある。

そして、以前の組織、ナチスと闘うには弁護士が必要だ。

パッションと頭脳と機転の利く弁護士。
若き才能、センスの良さ。クールな反面、ハートある弁護士。

何か始まってからでは遅いのだ。

だから、わたしは弁護士と出会った。


ナチがどんな圧力をかけてきてもユダヤは闘わなければならない。
言わば、以前いた組織はナチスであった。

弱い者を挫き、強い者の味方だ。
普通は反対なのに。
つまり、新参者はツブサレルのだ。

その当時わたしは裁判をしなければやりきれないとさえ思っていた。
今も心の片隅にあるが。

最近もあることが切っ掛けに改めてナチは攻めようとする。
当時、カンパニーにわたしが必要になって入れ込んだ女性がいるのだが、最早、ナチスの仲間入りと化してしまったのだ。


ともかくとして、この人という弁護士がいてくれて安心である。