身体の内側から健康を見直すことで美肌に
なる方法をお話ししています。

今日は、原点に戻りどんな食事を頂くのかという
基本を整理しておきます。

ちょうど、今から10年ほど昔にさかのぼります。
アメリカ、ボストンから帰国の久司道夫さんに
名古屋で開催された講演会でお会いしました。

その席上、最初の話題が、・・・
『今のあなたの健康をチェックしてみましょう。』
から始まりました。

一緒にやってみて下さい。
左右の手のひらをぴったり合わせて、腕を
水平に横一文字にします。

皆さん出来ますね。

手のひらは合わさっていますから、手首が90度
になって両方の腕は横一文字です。
 (どなたも、同じようにできています。)

それでは、両手はそのままで、指先から数えて
3番目の関節で同じように90度に曲げて腕は
横一文字にします。

ちょうど、両手の人差し指、中指、薬指、小指が
ぴったり合わさって3番目の関節できれいに
90度になっている人?

(会場が、ざわめき周りを見渡しても誰も
 出来ていません。)

健康な人は、これが3番目の関節で、きれいに
90度で曲がります。

出来ているのは、壇上の久司先生だけです。

では、次のテストです。

右手を前から肩の上を背中にぐるっと回して
右の耳をつかみます。

これが出来たら、反対の左手を同じように
ぐるっと後ろに回して左の耳をつかみます。

(会場の中で、片方は何とか出来ても、両手が
 同じように出来ている人はいません。)

なんと、出来ているのは、壇上の久司先生
だけです。

このように、きっちりできる方が健康な体の
人です。

穀物と菜食の食事を継続されて、健康の
お手本を示して下さる久司さんは、きっちりと
出来ています。

こんな話題から始まり、初めてマクロビオ
ティックの情報に触れることが出来た日
でした。

その当時で、40年近くにわたりアメリカを
中心に世界にマクロビオティックの考え方を
広めてこられた経過もお聞きできました。

また、ご自身もその食事方法を実践されて
いる訳で、その体験も非常に新鮮で、説得
力のある情報でした。

びっくりするような、真実の情報を学べました。

久司さんが日本に戻られると、折角だからと
宴会料理のようなご馳走で、もてなされるとの
こと。

しかし、『その美味しいお料理には、残念な
がら、私が食べるものは、殆ど無いのです。』
と久司さんが淡々と述べられたことが印象に
残っています。

日本の栄養学の栄養基準に添わなくても、
古来からある日本料理の穀物菜食にする
事によって、栄養基準を保っことが出来る
のです。

本来ならば、この情報は日本から世界に
向けて情報発信できる土壌、文化がある
のが、実は、我が国です。

しかし、今は久司さんをとおして、アメリカ
から日本に逆輸入という現象です。

マクロビオティックとは、ギリシャ語を語源
としています。

「大きな」を意味するマクロと、「生命術」を
意味するビオティックを合わせた言葉で
「長く思いきり生きるための理論と方法」
という考え方になります。

ですから、単に穀物、菜食で健康になる
方法をお伝えしているのではありません。

健康な身体を土台にして、あなたご自身が
どれだけ豊かな生涯をお過ごしになるかに
価値があります。

このブログもタイトルの関係から、肌の
事に触れていますが、実は大きな視野で
マクロビオティックに触れて頂くことが
出来る機会になればと願っています。