先日、執事会議に出席してまいりました。

その際、エドワード様、りょう様とお茶をご一緒させていただくことがあると申しあげたところ、皆さんに驚かれてしまいました。

他国の執事の方々は、主とお茶を共に飲むことはほとんどないそうです。

分不相応なことをしていたのではないかと、反省したのですが、皆さんに主と理想的な関係が築けている証拠だと言っていただき、胸が熱くなりました。

りょう様がプリンセスになられましても、今まで通りご一緒させていただければ…とても幸せでございます。

ルイス
もう支度はできているだろうな?

これから城を出て、りょうの家に迎えに行く。

寝坊してたなんてことは許さないからな!

それにしても、久しぶりにできるサーフィン…かなり楽しみだ。

あと、お前が波にきちんと乗れるかどうか、確かめるのもな。

いつもの根性で挑戦してもらおう。

この俺のプリンセスとして、へなちょこな腕前では認めないから、覚悟しておけよ!

キース
りょう、起きてる?

キャシーよ。

ねえ、明日はお兄様と海に行くんでしょ?

ふふ、お兄様ったら随分楽しみにしているみたいで、今朝も公務に出かける前に、リュークに準備の確認をさせていたわ。

私もぜひ一緒について行きたいところだけど…りょうを独り占めしたがっているお兄様の邪魔になってしまうわね。

おとなしく、ふたりが楽しい時間を過ごすことを、祈っていることにするわ。

キャサリン
昨日、アルからマダーフ王子とシャナ姫から届いた『お中元』について、メールがいったと思うけど…。

俺、一応中身は確認したけど、まだ食べてないんだ。

だって、せっかくだからりょうにむいてもらったり、むいてあげたりして、「あ~ん」とかラブラブしながら食べたいなあって思って…。

うう、なんだか待ちきれないよ。

だから今夜にでも…できるだけ早く城に遊びに来て。

ロベルト
りょう様、おはようございます。

アドバブール王国のマダーフ王子とシャナ姫から、ロベルト様とりょう様宛の贈り物が届いております。

りょう様のお国の『お中元』という習慣にあわせて…とのことでございますよ。

贈り物の中身は、アドバブール原産のフルーツの詰め合わせでございました。

色鮮やかで美しく、とてもおいしそうですよ。

アルベルト
暑くなってきて、ビールのうまい時期になったな。

ワインもいいが、夏はやっぱりビールに限る。

ところでりょうをビール工場に連れて行ったことはあっただろうか?

ドレスヴァンはビールの本場として有名で、その種類は何千とある。

今度、お勧めの工場に連れて行ってやることにしよう。

出来立てのものを、その場で飲むことができるんだ。

最高にうまいぞ。

ジョシュア
突然ですが…お伝えしておきたいことがございます。

フィリップ王国の王室がマナーと伝統を重視することは、よく存じられていることかと思います。

ですがりょう様には…それらを大切にしつつも、自分らしさを忘れずに振舞っていただきたいと、望んでおります。

しきたりについて、いつも口を酸っぱくしている私が、こんなことを申し上げるのは意外でしょうか…?

しかし、私は確信を持っております。

りょう様は、古きと新しき、両方の良い面を大事になさるプリンセスになられるであろうと…。

クロード
今日はりょうの国では海の日という記念日なんだろう?

夏らしくて素敵な祝日だな。

国民は皆、海に行って泳いだり、そして夜には花火をしたりするのだろうか?

いつかキミと、どちらが長く線香花火の玉を落とさずにいられるか勝負をしたことを思い出すよ。

あの勝負を今年の夏もしたいな。

そして俺が勝ったら…また願いを聞いてくれるかな?

ウィル
僕の可愛い姫君は、もう目を覚ましているかな?

いよいよ夏本番となってきたね。

こんな陽気のときは、潮風を感じにクルーザーで海洋の旅へと出かけたいな。

いつか一緒に出かけたときは、りょうはキラキラと目を輝かせて、船から見える景色を楽しんでいたね。

僕は景色よりも、そんなキミの表情に夢中で…うっかり舵を取り損ねてしまいそうになったよ。

今年の夏も…素敵な思い出を重ねられたらうれしいな。

エドワード
昨夜、王家歴代の姫君たちの肖像画を見ていて、ふとりょう様のことが頭をよぎりました。

りょう様は、どのようなプリンセスになられるのだろうと…。

大国であるリバティをキース様と共に導く、強く気高い存在になられるのでは…そんな予感がいたしました。

きっと歴史に名を刻まれていくのでしょうね。

そして、そんなお二人に仕えることができる私は、とても幸せだな…と、そのようにも感じております。

リューク