結婚して、気が付けば10年でした。
子育てに奔走し、夫婦で力を合わせた、短くも節目の10年。
たしか、錫(スズ)婚式・・・
そんな訳で!
ずっと迷っていましたが、この度マイナンバーカードに【旧氏併記】をしました~~
結婚すると、女性の方が「新姓(夫の姓)」に替えられる方が多いと思います。
(調べてみたら、平成27年統計でも、96%が夫の姓に!)
いや、別に不満はありませんよ?
夫も、夫の家族も、子ども達もみんな大切で、その同じ和の中に自分もいる!という安心感がある。
でも、置き去りにしてきた「わたし」との距離が、結婚してから、どんどんと開いていく寂しさが拭えません。
「これで普通なんだ、これで良いんだ・・・」と何度考えても
どうしても愛着のある旧氏(姓)。
10代の頃の友人を思い浮かべる度に、呼ばれた懐かしい名前を思い出したり
大学の友人と飲む時に呼ばれる自分の旧氏(姓)に、言い知れぬ高揚感を感じます。
「〇〇ちゃんママ」でなく、「〇〇さんの奥さん」でない 「わたしの旧姓」
結婚期間よりも、一応旧氏(姓)の方が長いし!!
ずっと引きずってきた寂しさを、少しでも解消すべく、先週市役所にて手続き♪
戸籍謄本を持っていけば、私の場合は40分ほどで完了しました。
(夕方最後に駆け込んで、役所は掃除に入ろうとしていましたが笑)
詳しくはこの方法↓↓
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/kyuuji.html
せっかくなので、旧氏(姓)をビジネスネームとして活用します
・今の公の氏とは違うので、個人情報を特定されにくい
・自宅(戸建て)表記とビジネスネームが違うので、住所を特定されにくい
お父さん、お母さんを思い出しつつ、恥じない仕事が出来るように願掛けにもなるかもしれない
ちなみに、父の出身は石川県の能登地域で、この地方とこの村落にしかない、珍しくも美しい響きの氏なのです。
戸籍でも、旧氏(姓)はたどれるし消えた訳ではない。
でも、私の生活から「私の名前」は消えていて、寂しさは10年消えなかった。
それが答えだ。
マイナンバーカードに、小さく小さく書かれた、私の旧氏(姓)。(私しか見ないかもしれない笑)
でもそれでいい。
お帰りなさい、わたし。
これからもよろしくね。