恋するカエル -2ページ目

恋するカエル

ちょっかん を しんじる 






花のようになれなくたっていい



生きるだけで



僕たちは美しい




そう信じたっていいでしょう?















鏡に映る自分の顔より



窓に映る自分の顔のほうが



真実を映しだしている気がする




世界が反射して



触れることはできないけれど



寂しそうな顔をした少女が



いつもわたしをじっと見ている







だいじょうぶ 



わたしがあなたを守る






♥akn♥
















そこからむこうへはいってはいけない



あなたには酷だとおもうの



知らなくていいことが世の中にはいっぱいある



あなたにはいつも無邪気に笑っていてほしいから



そこからむこうへはいかないで



お願いです












正反対の性格だったから惹かれ合った



だけどやっぱり正反対の性格だったから



永遠に結合することはできなかった








それをどう捉えるか



だけだったとおもうの













静まって耳をすましてごらん


そんな風にいわれて

たったそんなひとことだけで

こころが静まった


わたしが欲しかったのは

食事でも音楽でも夕陽でもなかった


あなたの言葉

あなたという静けさ